文房四宝 墨の話

文房四宝 墨の話

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年06月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
232
ISBN:
9784047032934
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文房四宝 墨の話

  • 著者 榊 莫山
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年06月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
232
ISBN:
9784047032934
日々変化しつづけ、硯、水、紙との組み合わせで神秘的に色を変える墨。複雑な特性を平易に説き、墨作りの様子や、愛用、愛玩の名墨を紹介。墨を磨り描く楽しさ、古墨を鑑賞する楽しさを伝える。カラー口絵付。 日々変化しつづけ、硯、水、紙との組み合わせで神秘的に色を変える墨。複雑な特性を平易に説き、墨作りの様子や、愛用、愛玩の名墨を紹介。墨を磨り描く楽しさ、古墨を鑑賞する楽しさを伝える。カラー口絵付。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「文房四宝 墨の話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 藤森照信さんのお薦め本。文房四宝=墨・筆・硯・紙について書かれたシリーズ、まずは、墨から。筆者は書家。墨には妖気があるといいます。墨は、煤と膠から成る。煤には松など植物性の煤、菜種など油からとる煤、石油か 藤森照信さんのお薦め本。文房四宝=墨・筆・硯・紙について書かれたシリーズ、まずは、墨から。筆者は書家。墨には妖気があるといいます。墨は、煤と膠から成る。煤には松など植物性の煤、菜種など油からとる煤、石油からとる煤、などがあり、それぞれ個性や質が違う。墨の書は殷代まで遡り、唐には熟していた・・・その妖気にあてられた文人たちの滑稽なほどの執着が語られます。筆者のコレクション写真も惜しげなく公開され、小宇宙に感嘆。作り手の過酷な作業が詳細に記され、墨を拝したくなることうけ合い。書画を見る目が変わりました。 …続きを読む
    りー
    2020年03月01日
    10人がナイス!しています
  • 堅苦しさのない読み易い文体で、硯の奥が深い世界を知ることができる。呼び名も、産石や材質、形や紋様によって本当に様々。色にしても、紫系統・黒っぽい・緑や青・茶系統など、画像を検索しては美しさに見入ってし 堅苦しさのない読み易い文体で、硯の奥が深い世界を知ることができる。呼び名も、産石や材質、形や紋様によって本当に様々。色にしても、紫系統・黒っぽい・緑や青・茶系統など、画像を検索しては美しさに見入ってしまう。日本国内にも、雨畑(山梨)龍渓(長野)赤間(山口)玄昌(宮城)高島(滋賀)蒼龍(高知)などといった名硯・名石があることを知る。読めば硯にどんどん心惹かれ、集めたくなってしまう。 …続きを読む
    ラグ
    2024年09月08日
    1人がナイス!しています

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