悪魔のワルツ

悪魔のワルツ

label
label

悪魔のワルツ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1993年04月22日
判型:
文庫判
ページ数:
352
ISBN:
9784042657019

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「悪魔のワルツ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 夫のマイルズが世界的なピアニストのダンカンに気に入られ、共に交流を持つことになった妻のポーラ。マイルズの手に魅入られた様子のダンカンはあえなく他界し、ダンカン・ロクサーヌ親子に違和感を感じてたポーラは 夫のマイルズが世界的なピアニストのダンカンに気に入られ、共に交流を持つことになった妻のポーラ。マイルズの手に魅入られた様子のダンカンはあえなく他界し、ダンカン・ロクサーヌ親子に違和感を感じてたポーラは一安心・・・のはずだったが、そうはいかなかった。悪魔崇拝といえば「ローズマリーの赤ちゃん」だが、本作の場合は身近な人がダンカン・ロクサーヌに与されてしまい、追い詰められる所に怖さがある。作中ではマイルズとロクサーヌが共謀して露骨に謀った様子はなかったが→ …続きを読む
    しょう
    2020年09月19日
    18人がナイス!しています
  • 偏屈で有名なピアニスト、ダンカン・エリーに気に入られたマイルズ。ダンカンは彼に莫大な遺産を遺して他界したが、その後のマイルズの行動に不審なものを感じる妻ポーラ…。悪魔の仕業かただの錯乱か、はっきりと示 偏屈で有名なピアニスト、ダンカン・エリーに気に入られたマイルズ。ダンカンは彼に莫大な遺産を遺して他界したが、その後のマイルズの行動に不審なものを感じる妻ポーラ…。悪魔の仕業かただの錯乱か、はっきりと示されないまま後味悪く終わった。これはマイルズ達は言葉通り何も企んでなくて、ポーラが儀式を成功させたとすると、それが一番怖い。 …続きを読む
    みやぎ
    2019年02月06日
    2人がナイス!しています
  • これぞ典型的なモダンホラー、といった趣で懐かしい感じすらしてしまう佳作。大富豪のピアニストの死をきっかけに、彼と親交のあった夫がどことなく変わったそぶりを見せるようになり、妻は悪魔崇拝者だったピアニス これぞ典型的なモダンホラー、といった趣で懐かしい感じすらしてしまう佳作。大富豪のピアニストの死をきっかけに、彼と親交のあった夫がどことなく変わったそぶりを見せるようになり、妻は悪魔崇拝者だったピアニストが夫に憑依したのではないかと疑うのだが…。疑惑が少しずつ確信へと変わっていき、妻が精神的に追い詰められていく様は非常にスリリング。『ローズマリーの赤ちゃん』の亜種と言われても仕方ないかもしれないが、この後味の悪いラストの展開はやはり見事で一読の価値はある。 …続きを読む
    ジャッカル佐崎
    2012年04月15日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品