求婚する男

求婚する男

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年05月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784042541226
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求婚する男

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年05月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784042541226

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「求婚する男」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 売人から這い上がって富を手に入れた男。恋人だったはず(!)の女性には、いつの間にか婚約者が。金を手に入れ、美しい女性から愛されても、どん底の頃出会った女性が忘れられず、想いは狂気を帯びていくというお話し 売人から這い上がって富を手に入れた男。恋人だったはず(!)の女性には、いつの間にか婚約者が。金を手に入れ、美しい女性から愛されても、どん底の頃出会った女性が忘れられず、想いは狂気を帯びていくというお話しです。タイトルはそのまんま、主人公をあらわしていますね。普段はアウトローな男っぷりでありながら、愛する女性の前では情けない行動を取ってしまう主人公。純愛に絡め取られ、我を忘れていく姿には、同情すら覚えます。ラストは想定内ですが、単なるストーカー話しとして簡単に片付けられないもの哀しい余韻をのこすのでした。 …続きを読む
    hit4papa
    2021年07月11日
    49人がナイス!しています
  • ストーカー事件が多発している昨今だから、事実の方がよっぽどショッキングなので、どうってことなかった。元カノに固執する主人公。女って一回冷めると戻らないことを学べ。wつーか、主人公に固執されているレオノ ストーカー事件が多発している昨今だから、事実の方がよっぽどショッキングなので、どうってことなかった。元カノに固執する主人公。女って一回冷めると戻らないことを学べ。wつーか、主人公に固執されているレオノーラもイカレてるし、どこが魅力的なのかもわからん。結末はちょっと意外だったけど、目新しくもなく刺激も無いサイコサスペンスとしても完成度の低いつまらない一冊でした。 …続きを読む
    ♪mi★ki♪
    2017年03月15日
    28人がナイス!しています
  • ガイは「ああ、いわゆるストーカーか」と判断されそうな男だ。実際レオノーラの家族や恋人からすれば、望みがないと知りながら「必ず彼女は自分と結婚するはずだ」と思い込んでいる彼は怖い存在でしかない。但し別の ガイは「ああ、いわゆるストーカーか」と判断されそうな男だ。実際レオノーラの家族や恋人からすれば、望みがないと知りながら「必ず彼女は自分と結婚するはずだ」と思い込んでいる彼は怖い存在でしかない。但し別の視点から見ると、可哀想な男である。終盤近くになってガイの恋人セレステが的確に指摘している通り、きっぱりと拒絶する道を取らず、最後はだまし討ちのような形で結婚するレオノーラにも非はある。職業こそ怪しくても美形で金持ちの取り巻きを持つ事に優越感を抱き続けたい気持ちが彼女に少しもなかったわけではないのだ。 …続きを読む
    星落秋風五丈原
    2021年03月21日
    27人がナイス!しています

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