• 【1985_週刊文春ミステリーベスト10_海外１位】【1986_ファルコン賞】1986年1月19日読了。ハードボイルドの始祖として名高い実在の作家であるハメットを主人公に据えた、作者の（日本での）代表作。あらすじは忘却の 【1985_週刊文春ミステリーベスト10_海外１位】【1986_ファルコン賞】1986年1月19日読了。ハードボイルドの始祖として名高い実在の作家であるハメットを主人公に据えた、作者の（日本での）代表作。あらすじは忘却の彼方ですが、ハメットへの畏敬の念がこちらにも伝わる力作でした。ハメットをはじめ、チャンドラーやロスマク等の、海外ハードボイルドを読むきっかけを与えてくれた、私のターニングポイントになった１冊でもあります。ジョー・ゴアズ2011年永眠。巨星に心より合掌。 ⇒ …続きを読む
  背番号１０＠せばてん。

  1986年01月19日
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• ハードボイルド作家のダシール・ハメットは１９１５～１９２２年までピンカートン探偵社で働いていた。この事実を元に、ハメット自身が主人公となって事件を解決する小説。なかなかいいアイデア。１９２８年の禁酒法 ハードボイルド作家のダシール・ハメットは１９１５～１９２２年までピンカートン探偵社で働いていた。この事実を元に、ハメット自身が主人公となって事件を解決する小説。なかなかいいアイデア。１９２８年の禁酒法時代のサンフランシスコが舞台だ。市政は腐敗していた。ギャング、警察、有力者が仕切る旧態然としたもの。ピンカートンＯＢが浄化運動に雇われたが、謎の死。小説執筆中のハメットが乗り出す。中国人娼婦が謎の鍵を握る。西海岸の港町らしいエキゾチックでノスタルジックなハードボイルド物語が展開される。通俗的だが面白い。 …続きを読む
  ブラックジャケット

  2021年01月08日
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• 3回目読了、やっと面白さが分かった。Dハメットはピンカートン社の探偵だったので、作家になった後で事件に巻き込まれるという設定。1920年代のサンフランシスコの社会情勢風俗が描かかれる中で 、汚職に満ちた市政 3回目読了、やっと面白さが分かった。Dハメットはピンカートン社の探偵だったので、作家になった後で事件に巻き込まれるという設定。1920年代のサンフランシスコの社会情勢風俗が描かかれる中で 、汚職に満ちた市政の調査浄化、元同僚の死の謎、中国系少女の惨殺事件を追うハメット。同じアパートの少女との恋、妻との別居問題、マルタの鷹の原稿が進まない悩みながら捜査、何が動機なのか、何故殺害しなければならなかったのか？ラストでピッタリと伏線回収、社会情勢描写、ハメットの苦悩、本格ミステリーとしての出来、大満足の傑作。 …続きを読む
  ボブ

  2025年09月24日
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