阿Q正伝

阿Q正伝

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1961年03月27日
判型:
文庫判
ページ数:
224
ISBN:
9784042204015
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阿Q正伝

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1961年03月27日
判型:
文庫判
ページ数:
224
ISBN:
9784042204015
民族のマイナス面として典型化された「阿Q」を通して、〈辛亥革命〉の内臓を痛烈にあばき、その失敗を教訓として民族的決意を促す主題を貫く。魯迅の作家的存在を文学史上に定着させた代表作。 民族のマイナス面として典型化された「阿Q」を通して、〈辛亥革命〉の内臓を痛烈にあばき、その失敗を教訓として民族的決意を促す主題を貫く。魯迅の作家的存在を文学史上に定着させた代表作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「阿Q正伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 短編9作品。再読だが、「狂人日記」 「阿Q正伝」「藤野先生」が、印象に残る。 短編9作品。再読だが、「狂人日記」 「阿Q正伝」「藤野先生」が、印象に残る。
    jima
    2014年10月26日
    18人がナイス!しています
  • 知識人に焦点を当てて読むと面白い。『フロイトの弟子と旅する長椅子』の莫と違って挙人や趙家の人々からは特権性が感じられるし、はたまた孔乙己は同情を誘う。阿Qの愚かさとは対極のように思えるが、実は階層性は 知識人に焦点を当てて読むと面白い。『フロイトの弟子と旅する長椅子』の莫と違って挙人や趙家の人々からは特権性が感じられるし、はたまた孔乙己は同情を誘う。阿Qの愚かさとは対極のように思えるが、実は階層性は錯綜していてぎしぎしとしている。 …続きを読む
    どらがあんこ
    2019年01月13日
    11人がナイス!しています
  • たまには真面目な本を、ということで読んでみました。全編を通して、祖国の人間を啓蒙するというスタンスを取っているが、それは決して教条的ではなく、人間的なユーモラスさを持ちつつ、なお市井の姿勢を批判してい たまには真面目な本を、ということで読んでみました。全編を通して、祖国の人間を啓蒙するというスタンスを取っているが、それは決して教条的ではなく、人間的なユーモラスさを持ちつつ、なお市井の姿勢を批判しているものと考えられます。 しかし、ここに描かれる市井の人間の姿勢は当時と現代を比して変わったといえるのでしょうか。マスコミでもSNSでも噂話でも、言説の内容に大きく差があるのでしょうか。 …続きを読む
    NDS
    2015年08月13日
    10人がナイス!しています

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