人は何で生きるか

人は何で生きるか

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1968年10月16日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
216
ISBN:
9784042089179
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人は何で生きるか

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1968年10月16日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
216
ISBN:
9784042089179

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「人は何で生きるか」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表紙見返しによると、トルストイが最初に書いた民話が「人は何で生きるか」。その答えを求めて、我々は日々生きていると思う(そう信じたい)。パンは高いし、仕事賃は安いので、かせいだものはみんな食べてしまうあ 表紙見返しによると、トルストイが最初に書いた民話が「人は何で生きるか」。その答えを求めて、我々は日々生きていると思う(そう信じたい)。パンは高いし、仕事賃は安いので、かせいだものはみんな食べてしまうありさま(6頁)。昨今、日本人もビンボーでエンゲル係数が上がってきた。当時のロシア民衆の暮らしぶりを想像して生きていこう。天使曰く、「やがて死ぬべき人間というものの顔を見ました。私はその顔が恐ろしかったので、くるりと横をむきました」(39頁)。 …続きを読む
    壱萬弐仟縁
    2017年04月18日
    41人がナイス!しています
  • 元々あった民話を基にトルストイがキリスト教の教えを強く加えた説話集のような印象。全てが神の思し召しであり自然ままに生きること。宗教が違うが「他力本願」を連想した。やや説教臭いが「愛」や「許し」に溢れた 元々あった民話を基にトルストイがキリスト教の教えを強く加えた説話集のような印象。全てが神の思し召しであり自然ままに生きること。宗教が違うが「他力本願」を連想した。やや説教臭いが「愛」や「許し」に溢れた物語からトルストイが求めたキリスト教の輪郭を知る切っ掛けにしたい。 …続きを読む
    なお
    2016年11月28日
    3人がナイス!しています
  • 綺麗なガラス細工のような民話集。どれも他人に対して愛を持って生きることの素晴らしさ、豊かさを教えてくれる。あまりに結末が美しい話しばかりなので、愛さえあれば人は生きて行けるような気がして来た。とくに「 綺麗なガラス細工のような民話集。どれも他人に対して愛を持って生きることの素晴らしさ、豊かさを教えてくれる。あまりに結末が美しい話しばかりなので、愛さえあれば人は生きて行けるような気がして来た。とくに「火を消さずにおくと」のおじいさんの言葉にはじーんときた。いいおじいさんを持って、イヴァンは幸せものだなぁ。ひとりでけんかはできない。自分の暮らし方が悪いから、万事が悪くなる。これは世界中どこへいっても当てはまるはず。いつも人を許す気持ちをもって生きてゆきたい。 …続きを読む
    ゆきのすけ
    2010年12月14日
    3人がナイス!しています

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