張学良の昭和史最後の証言

張学良の昭和史最後の証言

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041954027
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張学良の昭和史最後の証言

  • 著者 NHK取材班
  • 著者 臼井 勝美
  • 解説 臼井 勝美
  • 解説 松崎 昭一
  • カバーデザイン 鈴木 一誌
  • カバーデザイン 竹内 さおり
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041954027

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「張学良の昭和史最後の証言」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 歴史の教科書に2003年まで存命していたと書いてあったが、西安事件以来記録も何もわからなかったので、不思議な感覚をもっていた。本書ではじめて、軍閥内での出世、ナショナリズムの目覚め、張作霖の暗殺から国民党 歴史の教科書に2003年まで存命していたと書いてあったが、西安事件以来記録も何もわからなかったので、不思議な感覚をもっていた。本書ではじめて、軍閥内での出世、ナショナリズムの目覚め、張作霖の暗殺から国民党政府への参画、東北開発と日本の満州事変、西欧外遊、国共内戦、西安事件、監禁、日中戦争、台湾での監禁生活と蒋介石との交流、キリスト教に帰依までの流れがわかって良かった。日本へは怨みあるものの、尊敬の気持ちももっていて、中国の誇る一大知識人という印象を受けた。 …続きを読む
    さきん
    2023年02月07日
    24人がナイス!しています
  • 父親張作霖を爆殺した日本は、某特使を張学良の元に送り、国民政府と合作しないように申し入れる。引き続き学良と友好関係を結び「満州」を「支那全土中最も発達した土地にしたい」と伝えた。張学良は特使に「あなた 父親張作霖を爆殺した日本は、某特使を張学良の元に送り、国民政府と合作しないように申し入れる。引き続き学良と友好関係を結び「満州」を「支那全土中最も発達した土地にしたい」と伝えた。張学良は特使に「あなたが私にかわって考えて下さったことは…すばらしい」「でも、一つだけ考えていらっしゃらなかったことがあります」と言った。特使が怪訝な顔で「何ですか?」と言うので、張学良は「それは私が中国人だということです」と答えた。当時の日本の愚かさは、こうしたところだ。相手のアイデンティティーなど考えられない。(続く) …続きを読む
    kamakura
    2022年02月23日
    2人がナイス!しています
  • 平成三年に張学良氏が西安事件から54年の沈黙を破ってNHKのインタビューに応じ、その放送は当時大変な話題となった。この本は、インタビューの内容を軸に、激動の歴史の中における張学良氏の半生を振り返っている。 平成三年に張学良氏が西安事件から54年の沈黙を破ってNHKのインタビューに応じ、その放送は当時大変な話題となった。この本は、インタビューの内容を軸に、激動の歴史の中における張学良氏の半生を振り返っている。皇姑屯事件、易幟、満州事変、そして西安事件についての生の声を興味深く読むとともに、認識を修正した点もいくつか。特に西安事件においてはこの時点に至ってもまだ話せなかったことも多いようで、同氏の現代史に与えた影響の大きさを改めて思う。そしてあり得たかもしれない歴史の選択肢と日中関係の可能性にも思いを馳せる。 …続きを読む
    鈴木貴博
    2019年05月22日
    2人がナイス!しています

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