「江勢物語」感想・レビュー
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短篇集。テーマは翻訳、というか言葉の壁か。「伊勢物語」他の中世日記文学の現代語訳のパロディである表題作、ふざけてるようで案外正しそうな「生臭心経」、英語本の翻訳を宿題に出したら、学生が『雪国』を元を知 …続きを読む2018年05月30日21人がナイス!しています
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相変わらずの…。表題作は笑えた。激しく同感したのは「東京のメディアが発信するものが日本を代表しているわけではない」ということ。「高校生」と言えば渋谷辺りで遊んでるイメージを持つ人が多いが、あんなのはご …続きを読む2012年04月11日17人がナイス!しています
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小説あり、エッセイあり、旅行記ありの一冊。一番面白かったのは、巻頭の『現代語訳「江勢物語」』。てっきり伊勢物語のパロディかと思ったらそれだけではなく、徒然草や枕草子、土佐日記にサラダ記念日と縦横無尽に …続きを読む2023年04月21日16人がナイス!しています