女人平家 (下)

女人平家 (下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1988年08月26日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784041734025
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女人平家 (下)

  • 著者 吉屋 信子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1988年08月26日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784041734025

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「女人平家 (下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 広元がここまで目立って尚且つカッコ良く描かれてるとは、このタイトルからは想像もしていなかったので、広元好きとしては嬉しい誤算。こっちが思ってることを典子がほぼほぼ代弁してくれたので読んでいて気持ちよか 広元がここまで目立って尚且つカッコ良く描かれてるとは、このタイトルからは想像もしていなかったので、広元好きとしては嬉しい誤算。こっちが思ってることを典子がほぼほぼ代弁してくれたので読んでいて気持ちよかった。通親なんか殆ど出てきてないのにボロカス言われてて笑った。全編にわたって清盛の評価が高めだったり重盛や義経に辛口なのも個人的には◎。広元が池殿にチクリと嫌味かました場面は溜飲が下がる思いでした。姫たちが悲惨な境遇の中、坊門家の人たちや政子が善い人なのがせめてもの救い。大満足の一冊でした。 …続きを読む
    あっき
    2016年11月16日
    3人がナイス!しています
  • 上巻で後白河院第二皇子と誤記された以仁王が下巻で第三皇子と書かれ、高倉天皇は上巻で第三皇子、下巻で第六だったか。連載初期の誤りをのちのちしれっと直したということか。出版時に初期の誤りも直せばいいのに。 上巻で後白河院第二皇子と誤記された以仁王が下巻で第三皇子と書かれ、高倉天皇は上巻で第三皇子、下巻で第六だったか。連載初期の誤りをのちのちしれっと直したということか。出版時に初期の誤りも直せばいいのに。それから、以仁王は式子内親王の兄ではなく弟だが、これが明確になったのは連載よりうんとあとの最近なので、仕方ないと思う。 ストーリーとしてはおもしろかったが、視点を固定せずこれだけあちこちに移すのであれば、もっと徳子視点を描いておけば後半の感情移入がしやすくなったか、と思う。 …続きを読む
    Waka
    2020年04月24日
    1人がナイス!しています
  • もう本当に、典子ちゃん!!!!って感じ。 佑姫ももちろんいんだけど、やんちゃだった小姫が立派な夫人になって、時代の流れの中をゆく、すごくよかった。 平家=悪、小学校の時に地元の五箇荘の由来を聞いてからそ もう本当に、典子ちゃん!!!!って感じ。 佑姫ももちろんいんだけど、やんちゃだった小姫が立派な夫人になって、時代の流れの中をゆく、すごくよかった。 平家=悪、小学校の時に地元の五箇荘の由来を聞いてからそういうイメージがあったけれど、かなり払拭されたと思う。 是非皆さんに読んでいただきたい。昭和チックな感じも懐古的で素敵。 …続きを読む
    Kanako Kondo
    2018年10月16日
    0人がナイス!しています

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