「城取りの家」感想・レビュー
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全七編中前半四編は、加藤清正、福島正則、直江兼続、竹中半兵衛の物語。これは普通の史実を作者の若干の解釈や創作エピソードを加えたものでいたって平凡。ただ、後半三編がなかなか。ほとんど誰も知らない弱小勢力 …続きを読む2021年08月16日8人がナイス!しています
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「城取りの家」半兵衛の華麗なる城取りについて。「虎之助一代」一代というのがまた悲しい。「あばれ市松」もそうだが共に豊臣について考えているのに結局うまくいかぬ姿が悲しい!こちらは爽やかな終わりですかっと …続きを読む2014年06月12日2人がナイス!しています
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「大月一族」「赤い軍旗」「寝返りの陣」がとても印象深かった。一族の繁栄と領地を守るために命懸けなのはわかるが、親や子まで犠牲にしてしまうのは、現代人の感覚ではやはり理解しかねるところだ。それでもこの時 …続きを読む2016年02月24日0人がナイス!しています