あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1977年04月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041433010

あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史

  • 著者 山本 茂実
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1977年04月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041433010

過酷な労働に耐え、明治の富国強兵政策を底辺で支えた無数の少女達。その女工哀史の真実とは。四〇〇名に及ぶ元工女を訪ね、歴史の闇に沈んでいた近代日本の民衆史を照らし出す、ノンフィクションの金字塔。


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「あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 政府が生糸輸出で稼いだ外貨で軍艦を作った、とすれば途方もない額の労働搾取。生産高70%が輸出用、原価の80-90%は繭で、相場は乱高下甚だしい。開闢間もない日本の企業は不平等貿易の荒波に晒され、国内企 政府が生糸輸出で稼いだ外貨で軍艦を作った、とすれば途方もない額の労働搾取。生産高70%が輸出用、原価の80-90%は繭で、相場は乱高下甚だしい。開闢間もない日本の企業は不平等貿易の荒波に晒され、国内企業の盛衰は想像に難くない。工女たちの苦労は如何ばかりか…と思いきや。奴隷的労働の背景にあったのは山間部寒村の絶対的貧困だった。比較するものが下層社会の最下部ともなれば、封建的労働がむしろ幸せとは。あまり表に出ない民間歴史の事実をもっと知りたいと思わせる。後半の争議にやっと救いを感じた。 …続きを読む
    teru
    2017年11月13日
    61人がナイス!しています
  • 実家から渡英前に送ってもらった一冊。昭和54年2月に7版と40年近く前。表紙は映画の主役だった大竹しのぶさん、さすがに若い!女工哀史とのイメージが定着してるけど史実を追うと一種の社会運動だったのだなと 実家から渡英前に送ってもらった一冊。昭和54年2月に7版と40年近く前。表紙は映画の主役だった大竹しのぶさん、さすがに若い!女工哀史とのイメージが定着してるけど史実を追うと一種の社会運動だったのだなと。決して過酷な労働環境というだけではなく、それで立派に家計を立て直すものもあり、労働争議のはしりもありと非常に興味深く読めた。しかし、後世の人たちに給金の明細を開陳されて、「この人は優秀ではなかったようだ」とか言われても。大きなお世話だよな(笑)。 …続きを読む
    TATA
    2018年06月08日
    33人がナイス!しています
  • 久しぶりに押入れから引っ張り出しての再読。中学生の時に感想文を書く為に購入したもの。映画では松田聖子が演じる病んだ女工が野麦峠で兄の背中で亡くなるシーンが印象的で日本の近代化の犠牲になった悲惨な労働者 久しぶりに押入れから引っ張り出しての再読。中学生の時に感想文を書く為に購入したもの。映画では松田聖子が演じる病んだ女工が野麦峠で兄の背中で亡くなるシーンが印象的で日本の近代化の犠牲になった悲惨な労働者(女工)達というイメージだが、この本を読んでいた人は多分あの映画には、違和感を持っていたと思う。今回読み直して多くの女工経験者の人達の経験談から厳しくも楽しかったその時代の生活がまざまざと浮かび上がる。それは苦しい暗黒時代ではなく、働く事で豊かになっていく姿や楽しかった事も沢山あったのだ。 …続きを読む
    ナオキ
    2014年06月01日
    22人がナイス!しています

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