特攻基地 知覧

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041345016
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特攻基地 知覧

  • 著者 高木 俊朗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041345016
太平洋戦争の狂気の舞台となった薩摩半島の知覧飛行場。機体に二五〇キロ爆弾を装着し、死の道へ突進した若き特攻隊員たちの残酷なドラマ! 「語られない真実」を緻密な取材で綴る。 太平洋戦争の狂気の舞台となった薩摩半島の知覧飛行場。機体に二五〇キロ爆弾を装着し、死の道へ突進した若き特攻隊員たちの残酷なドラマ! 「語られない真実」を緻密な取材で綴る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「特攻基地 知覧」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 悲惨悲劇極まりない。世に『絶対』はないと言われるが戦争だけは絶対に起こしてはならない。著者自身が当時の知覧で特攻隊の若者と同じ飯を食い、戦後に生き残った関係者に話を聞き記した本書。リアリティーを感じる 悲惨悲劇極まりない。世に『絶対』はないと言われるが戦争だけは絶対に起こしてはならない。著者自身が当時の知覧で特攻隊の若者と同じ飯を食い、戦後に生き残った関係者に話を聞き記した本書。リアリティーを感じる。まさに命懸けで国を、大切な人達を守らんと散っていったかけがえのない命。軍部上役の常軌を逸した言動に苛立ち涙なしにはとても読めない。命に貴賤があるはずない!現代に蔓延るSNS上での『我が身を晒すことなしに他人を誹謗中傷をする輩』そんな未来のために己を捧げた訳じゃない!と怒る尊き命の声が聴こえる気がする‼️🙇 …続きを読む
    三代目 びあだいまおう
    2020年07月22日
    286人がナイス!しています
  • 陸軍報道班員として知覧にいた著者の作品。遺族や当時の関係者への聞取りによるルポ。戦争の光と闇がある。週刊朝日に連載されていた為、特攻を美化しない事に力点を感じる。勿論、理由のない鉄拳制裁は軍の汚点だし 陸軍報道班員として知覧にいた著者の作品。遺族や当時の関係者への聞取りによるルポ。戦争の光と闇がある。週刊朝日に連載されていた為、特攻を美化しない事に力点を感じる。勿論、理由のない鉄拳制裁は軍の汚点だし、死を目前にして学鷲と少年飛行兵では特攻の捉え方は変わるだろう。また、特攻は志願か命令かという論点もあるが、当然に命令だと思う。作戦と呼べない代物でも戦争という国家の非常時では、悲しいが命令なのだ。だが、様々な想いを抱えながら散華された英霊を、私は口が割けても無駄な死などと呼べない。美化とは別の問題だと思う。 …続きを読む
    yoshida
    2019年08月02日
    121人がナイス!しています
  • 当時、特攻隊を追いかけていた記者だけあって、特攻隊のことを冷静に書けたのだと思います。志願、不慮死、特攻崩れ等、美化されていた歴史では描かれなかった特攻隊員の姿が見られました。死にたくなかっただろうな 当時、特攻隊を追いかけていた記者だけあって、特攻隊のことを冷静に書けたのだと思います。志願、不慮死、特攻崩れ等、美化されていた歴史では描かれなかった特攻隊員の姿が見られました。死にたくなかっただろうな、切なかっただろうな、と思うと胸が締め付けられます。でも、これって史実なんですよね。後世に伝えていかなければと思います。 …続きを読む
    かおりんご
    2016年06月18日
    46人がナイス!しています

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