小説 日本銀行

小説 日本銀行

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1971年10月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
592
ISBN:
9784041310014
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小説 日本銀行

  • 著者 城山 三郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1971年10月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
592
ISBN:
9784041310014
エリート集団、日本銀行の中でも出世コースを歩む秘書室の津上。保身と出世のことしか考えない日銀マンの虚々実々の中で、先輩の失脚を見ながら津上はあえて困難な道を選んだ。 エリート集団、日本銀行の中でも出世コースを歩む秘書室の津上。保身と出世のことしか考えない日銀マンの虚々実々の中で、先輩の失脚を見ながら津上はあえて困難な道を選んだ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「小説 日本銀行」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • エリート中のエリートと言われる日本銀行の秘書室に 勤める主人公を軸に、政界・財界・時代を描いた本。大蔵省と日本銀行の違いもよくわからなかった私をその内実を読者にうまく伝えてくれている。日銀の職員たちも エリート中のエリートと言われる日本銀行の秘書室に 勤める主人公を軸に、政界・財界・時代を描いた本。大蔵省と日本銀行の違いもよくわからなかった私をその内実を読者にうまく伝えてくれている。日銀の職員たちも多くが読んだ本らしい。 …続きを読む
    遥かなる想い
    1970年01月01日
    80人がナイス!しています
  • 戦後のインフレからドッジラインを経て、日銀が法王庁と呼ばれるようになるまでのストーリーかなと期待して手に取った。 しかし、読み進めて行っても日銀が金融行政のリーダーシップをとる気配はまったくない。それ 戦後のインフレからドッジラインを経て、日銀が法王庁と呼ばれるようになるまでのストーリーかなと期待して手に取った。 しかし、読み進めて行っても日銀が金融行政のリーダーシップをとる気配はまったくない。それどころか、日銀という組織のイヤな部分ばかりが目につく。恋人が自殺した理由を疑われて左遷させられるとか、新聞に投稿した論文が入選したものの、組織の意向に沿わない内容なので辞退を勧告されるとか、いったいなんだよこれは!? 途中で叫びたくなった。城山三郎の作品だから期待していたのに、とても残念。 …続きを読む
    まつうら
    2021年09月28日
    23人がナイス!しています
  • ★★★★★ とある勉強会で大学教授から「戦後のインフレを感じるにはこの本がオススメ」と伺い手に取る。大インフレに立ち向かう日銀マン、同僚に出し抜かれ左遷される日銀マン、噂好きの日銀マン…色々な日銀マンが出演 ★★★★★ とある勉強会で大学教授から「戦後のインフレを感じるにはこの本がオススメ」と伺い手に取る。大インフレに立ち向かう日銀マン、同僚に出し抜かれ左遷される日銀マン、噂好きの日銀マン…色々な日銀マンが出演するドラマ仕立てになっている(但し、主人公と総裁を除いて小物が多い) 30代の私には、インフレは昔話を通り越して御伽噺。この本を読んでも遠い世界のことのように感じる。しかし、戦後と今で共通しているのは、どちらも大規模な金融緩和局面だということ。今の経済状況への含蓄を探すことに主眼を置いて読み進めた。 …続きを読む
    highsax @ シンガポール
    2017年05月28日
    21人がナイス!しています

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