注文の多い料理店

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年06月22日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784041040010

注文の多い料理店

  • 著者 宮沢 賢治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年06月22日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784041040010
二人の紳士が訪れた山奥の料理店「山猫軒」。扉を開けると、「当軒は注文の多い料理店です」の注意書きが。岩手県花巻の畑や森、その神秘のなかで育まれた九つの物語からなる童話集を、当時の挿絵付きで。 二人の紳士が訪れた山奥の料理店「山猫軒」。扉を開けると、「当軒は注文の多い料理店です」の注意書きが。岩手県花巻の畑や森、その神秘のなかで育まれた九つの物語からなる童話集を、当時の挿絵付きで。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「注文の多い料理店」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 発見角川】料理店の注文といえば、客がお店にするもの。お店が客にあれこれ注文するのは、頑固な店以外には考えられない。ああ、ここも頑固なおいしいお店なのかなと思うと、期待を大きく裏切られる。宮沢賢治の奥の 発見角川】料理店の注文といえば、客がお店にするもの。お店が客にあれこれ注文するのは、頑固な店以外には考えられない。ああ、ここも頑固なおいしいお店なのかなと思うと、期待を大きく裏切られる。宮沢賢治の奥の深さがまだ見切れていない。いろいろな解説、解説書を読んでみよう。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2015年07月19日
    96人がナイス!しています
  • 魅惑で恐ろしく、どこか懐かしい宮沢賢治の世界へようこそ。「注文の多い料理店」という題名はいつ見ても謎めいていて面白く、見える。自然を嘗めてかかり、全てを金で補えると思っている二人の男性に訪れる恐怖の体 魅惑で恐ろしく、どこか懐かしい宮沢賢治の世界へようこそ。「注文の多い料理店」という題名はいつ見ても謎めいていて面白く、見える。自然を嘗めてかかり、全てを金で補えると思っている二人の男性に訪れる恐怖の体験。山猫達の言葉は口遊むと、どうしても憐憫と嘲笑、そして獲物をじっくりと愉しみながらいたぶるような口調になってしまうから人が悪い(笑)「山猫とどんぐり」はどんぐり達の世界に「誰が一番、優れているのか」という比較が生まれているのが世知辛い。だからこそ、それを逆手に取った一郎君の解決策は痛快だ。 …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2020年08月22日
    90人がナイス!しています
  • ❮新潮文庫の100冊2025❯ですが和柄に惹かれて買った角川文庫のを読みました😅公園のベンチで、ベランダに出て、空や雲や太陽や木々やお散歩のワンコや雨に濡れた葉っぱや花に少しだけ声を出してリズムに乗って読み ❮新潮文庫の100冊2025❯ですが和柄に惹かれて買った角川文庫のを読みました😅公園のベンチで、ベランダに出て、空や雲や太陽や木々やお散歩のワンコや雨に濡れた葉っぱや花に少しだけ声を出してリズムに乗って読みました。序章から心つかまれます。これら私のおはなしは、みん林や野原や鉄道線路やらで虹や月あかりから貰ってきたのです。イーハトーヴからの透き通ったお話の数々。擬音や「桃の果汁のような陽の光」等の表現にもうっとり。鹿躍りのお話は苔の野原の夕日の中で透き通った秋の風から聞いたのです。宮沢賢治を堪能。 …続きを読む
    おくちゃん👶柳緑花紅
    2025年09月13日
    77人がナイス!しています

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