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掲載開始日 2019年02月01日

TVドラマ制作開始決定! 青春小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)より、2018年2月に発売した小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のTVドラマ制作開始が決定しました。





性的マイノリティの葛藤と交流を描いた青春小説としてWEB小説サイト「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/)で大きな反響があり、投稿作を大幅に改稿した文芸単行本『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のTVドラマ制作開始が決定しました。
本書を原作としたTVドラマは、2019年4月20日(土)よりNHK総合にて放送の予定です。



書籍紹介





『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』


著:浅原ナオト  イラスト:新井陽次郎
発行:株式会社KADOKAWA
定価: 本体1,200円(税別)
発売日:2018年2月21日
ISBN:9784040725130
書誌情報:https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000994

《STORY》
同性愛者であることを隠して生きる男子高校生、安藤純。
ある日、同級生の女子である三浦さんのBL趣味を偶然 知ったことから、二人は急接近していく。
安藤は同性愛者だが、自分の家族を持ち自分の血の繋がった子供を得るなど、世間が「ふつう」と呼ぶしあわせに憧れ、自身の性指向を隠したまま三浦さんと付き合い始める。
しかし、その選択は二人のみならず、友人や家族、学校全体を巻き込む大きな波へと繋がっていき――

自分の趣味や性志向に正直でいることや、結婚して自分の子供を持つという世間が「ふつう」と呼ぶ幸せを手に入れる難しさなど、今の日本社会で自分らしく生きていくことを高校生の視点から描いた、みずみずしくも胸に迫る青春小説。

▼ブックレビュー「ダ・ヴィンチニュース」
https://ddnavi.com/review/438091/a/

▼コミカライズ「COMIC BRIDGE Online」連載
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CB01200747010000_68/

▼タイトルについて「カクヨム」著者近況ノートより
https://kakuyomu.jp/users/Mark_UN/news/1177354054885229054



TVドラマ情報

―NHK発・ゲイの少年 × 腐女子の少女―
交わるはずのない二人が出会ってはじまる、純粋でねじくれた青春群像劇。

タイトル:腐女子、うっかりゲイに告(ルビ:コク)る。
放送予定:2019年4月20日(土)NHK総合 夜11:30~11:59 スタート(連続8回予定)
原作:浅原ナオト『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
脚本:三浦直之
出演:金子大地、藤野涼子、小越勇輝、安藤玉恵、谷原章介 ほか
制作統括:篠原圭、清水拓哉
プロデューサー:尾崎裕和
演出:盆子原誠、大嶋慧介、上田明子、野田雄介

いま最も旬な若手と演技の確かな俳優が、一風変わった土曜深夜の青春ドラマで交錯する!
主人公・純は、自身がゲイであることは自覚しつつ、「異性を愛し、子どもを作って、家庭を築く」という“普通の幸せ”への強い憧れも持つ。ゲイであることを隠して同級生・三浦さんと付き合い始めるが……。
「ゲイ」「腐女子」という単純なラベリングに抗い「私」と「あなた」として誠実に関係を築き始める純と三浦さん。二人の姿は葛藤を抱えるクラスメイトや周囲の大人たちの心を波立たせていく。
世間の“普通”と、自分が本当に欲しいもの――。その間のズレで悩んだことのあるすべての人へ。
主人公の愛聴するQUEENの名曲に乗せて疾走する、軽やかで切実な青春ストーリー。

《STORY》
同性愛者であることを隠して暮らす18歳の高校生・純(金子大地)と腐女子の同級生・三浦さん(藤野涼子)。
ある日、純は書店で三浦さんがBL本を購入するところに遭遇する。「BLはファンタジーだ、現実のゲイは汚い」という純に「それは現実のゲイの人に失礼」と猛抗議する三浦さん。純は、自分が実はゲイだということは母親・陽子(安藤玉恵)にも隠している。
三浦さんに興味を持った純は、彼女が愛する同人誌イベントに同行する。一方、自分を自分として誠実に見てくれる純に惹かれる三浦さん。二人は急接近し、幼なじみの亮平(小越勇輝)がお膳立てしたデートでついに純は三浦さんに告白される!
「三浦さんとなら普通の幸せを手に入れられるかも。」三浦さんと順調にデートを重ね、いざセックスしようとするその矢先――。
意外なことからぎくしゃくしてしまった2人は温泉に向かう。なんと純はそこで、ゲイ・パートナーのマコトさん(谷原章介)と鉢合わせする。純と三浦さんの恋の行方は?
やがて、マコト、純の母、同級生にも波乱が起き、二人の恋愛模様はダイナミックに急展開していく――。