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掲載開始日 2025年10月08日

徒歩と自転車で巡る新感覚アートフェス「武蔵野 ART HIKE」を今秋11月より埼玉県所沢市で開催決定

~7つのスタンプを集めてオリジナル手ぬぐいもゲット!~







株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下KADOKAWA)を事務局とする武蔵野 ART HIKE プロジェクト推進委員会(所沢市、早稲田大学人間科学学術院、西武鉄道株式会社、株式会社KADOKAWA)は、2025年11月1日(土)から12月7日(日)まで、埼玉県所沢市にて「武蔵野 ART HIKE|徒歩と自転車で巡るアートの旅」(以下武蔵野 ART HIKE)を初開催いたします。本事業は、2025年度観光庁「地域観光魅力向上事業」の補助対象事業です。



「武蔵野 ART HIKE」とは、古くから文学や映画の世界に描かれてきた豊かな自然と、都心からのアクセスの良さが魅力の所沢で初開催する、アート鑑賞型のトレッキング・サイクリングイベントです。各ルートは、西武線沿線など電車の駅からスタートするので、車を持たない人でも参加可能。ディレクターを務める芸術家・東弘一郎に加え、6名のアーティストがここでしか見られないアート作品を展示します。また、会期中に特別に一般開放する「三ケ島オープンアトリエ」や、狭山茶や梅、新生姜を用いた“和のスポーツドリンク”など、訪れる人々に新たな体験を提供します。

【開催概要】

名称:武蔵野 ART HIKE|徒歩と自転車で巡るアートの旅

会期:2025年11月1日(土)~12月7日(日)

会場:埼玉県所沢市 市内各所

参加費:無料(※鑑賞MAP購入者には特典あり)

主催:武蔵野 ART HIKEプロジェクト推進委員会

(所沢市/早稲田大学人間科学学術院/西武鉄道株式会社/株式会社KADOKAWA)

特設サイト:https://tokorozawa-sakuratown.com/special/arthike/



※「三ケ島オープンアトリエ」のほか、筑波大学によるアートプロジェクトなど、会期中に特別なイベントも予定しています。詳細は追ってお知らせいたします。

【内容・コース】

西武線沿線やJRの駅から徒歩やサイクリングで気軽に出発できるトレッキング・サイクリングコースです。三ケ島と東所沢の2つのエリアで、地域の文化や風土に着想を得たアート作品、自然や街並み、地元のグルメなどをお楽しみいただけます。



A:三ケ島コース(約9km/所要時間:2時間半~3時間)

B:東所沢コース(約6km/所要時間:1時間半~2時間)

※詳細なルートは後日発表いたします。

【武蔵野 ART HIKE鑑賞MAP】

※全2種からお選びいただけます。

1.トライタン製ウォーターボトル付き/1,300円(税込)

2.トライタン製ウォーターボトル+スポーツドリンク付き/1,800円(税込)



※スポーツドリンクの提供は【A:三ケ島コース上】のみとなります。

※チケットサイト「ArtSticker」にて事前購入、または当日案内所での購入が可能です。

MAPと特典は各案内所でのお渡しとなります。

https://artsticker.app/events/98177











<スポーツドリンクの提供場所>

カジュアルオーベルジュ樹樹(所沢市三ケ島1-215-4/A:三ケ島コース上)

※各案内所ではスポーツドリンクの提供はございませんのでご注意ください。



商品名:狭山湖シトラスジンジャー

狭山茶の豊かな香りをベースに、梅の酸味と新生姜の爽快さがアクセント。微炭酸のすっきりとした口あたりで、アクティブな一日のリフレッシュに寄り添う“和のスポーツドリンク”です。



協力:早稲田大学人間科学学術院研究プロジェクト









【案内所】

A:三ケ島コース上

<南口パーラー>

住所:所沢市小手指町3丁目11-1 小手指南口ビルヂング 2F

時間:10:00~17:00

定休日:月曜日休み

※日曜日は会期中のみ、臨時営業いたします。









<LITTLE HAWKER 多国籍屋台料理店>

住所:所沢市西狭山ケ丘1丁目237-14

時間:11:00~23:00

定休日:水曜日・木曜日休み

※会期中のみ、ランチ営業いたします









B:東所沢コース上

<所沢市観光情報・物産館「YOT-TOKO(よっとこ)」>

住所:所沢市松郷143-3

時間:9:00~17:00

定休日:年中無休









【ディレクター】

東 弘一郎 Koichiro Azuma

1998年東京都生まれ。2025年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程先端芸術表現領域 修了。博士(美術)。筑波大学芸術系助教。株式会社あずま工房代表取締役。

卓越した金属加工の技術を持ち、溶接、フライス加工、旋盤加工を中心に、自転車などのジャンクと金属を組み合わせて、主に動く立体作品を制作している。







<ディレクターからのメッセージ>

「武蔵野 ART HIKE」は、身体的な体験を通してアートと出会う、新しい形の芸術祭です。舞台となる所沢は、都心からのアクセスも良い場所にありながら、一歩足を踏み入れれば、文学や映画にも描かれてきた武蔵野の豊かな自然が今なお息づいています。



自らの足で大地を踏みしめ、自転車で風を切って進む道のり。そのプロセスそのものが、ひとつの芸術的体験であると私は考えています。全国から集まったアーティストたちは、この土地の自然や歴史からインスピレーションを受け、独創的な作品を制作してくれました。彼らの作品は、皆さんの旅の道標となり、風景との対話を促し、土地に眠る記憶を呼び覚ましてくれるはずです。



ルートの途中、ふと足を止めてみてください。木々のざわめき、土の匂い、移りゆく光のグラデーション。日常では見過ごしてしまうような無数の発見が、皆さんを待っています。



昨年、所沢に設置した《バイクベンチ》も、武蔵野の豊かな自然にインスピレーションを得て制作しました。自然の中で静かにペダルを漕いで体験できます。



この秋、あなた自身のペースで巡る「アートの旅」へ出かけてみませんか。便利さから少しだけ離れた場所で、身体を通して武蔵野の魅力を再発見する、そんな特別な時間となることを願っています。



【参加アーティスト】

※展示作品は鋭意制作中です。写真は今回展示する作品とは異なります。



牛嶋 均 Hitoshi Ushijima



1963年生まれ。1980年代、田中泯に師事。その後、身体パフォーマーとしてヨーロッパ等を回り帰国。家業の遊具製作業を手伝いながら自ら遊具を彫刻と呼ぶ作品を発表し、現在は代表を務める。近年では奥能登国際芸術祭2023に参加、2024年元旦の地震で作品が被災する。霧島アートの森・金沢21世紀美術館・福岡アジア美術館等に作品収蔵。





上川 桂南恵 Kanae Kamikawa

画家。未来の自然環境における変化やその中で生じる「出会うはずのないもの同⼠の遭遇」をテーマとしている。例えば、本来水中にいるべき⿂が陸上で猫を追いかけるような。2024年 東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修了。活動として、群馬⻘年ビエンナーレ2025入選、メトロ文化財団賞など。





関田 重太郎+浅野 ひかり  Jutaro Sekita +Hikari Asano

<関田 重太郎>

2000年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科 建築専攻 金田充弘研究室在籍。アートや建築の設計現場を横断しながら、作る過程そのものを設計対象として捉えている。地域の職人やアーティストと伴走しながら実践を展開する。重機や装置といった仕組みの可能性にも興味がある。

<浅野 ひかり>

1996年岩手県生まれ。美術作家。2023年東京藝術大学美術研究科グローバル・アート・プラクティス専攻修了。鑑賞者同⼠のコミュニケーションを誘発するような作品制作を行っている。過去作では、必要不可⽋ではなくなってしまった「和室」に着目し、鑑賞者が体験できるような立体作品を発表。







鯰 Namazu

鯰(なまず)は、2018年に結成された表良樹、藤村祥馬、森山泰地によるチーム。これまでの展示に『HOME』(2025年、KANA KAWANISHI GALLERY)、『ATAMI ART GRANT』(2021年、ACAO SPA&RESORTほか)、『鉄工島フェス』(2019年、京浜島)。





深田 拓哉 Takuya Fukada

1995年東京都生まれ。富山在住。日常風景の中で見つけた朽ちた看板や構造物など、

用途や役割を失いながらも存在し続けるものをモチーフに、それらを未来の遺跡として作品化している。大型な彫刻や大規模なインスタレーションを得意とし、主な素材として鉄を用いている。





中山 正樹 Masaki Nakayama

1945年甲府市生まれ。70年代から身体をモチーフとして「BODY SCALE」というテーマで制作している。国内ではときわ画廊、藍画廊、トキ・アートスペース 、東京画廊や他画廊等で個展を行う。海外ではフランス、チェコ、ポーランド、イタリアなどで個展やグループ展を行う。2008年所沢ビエンナーレ「引込線」を開催し実行委員長を務める。最近の個展に、2020年GalerieChristophe Gaillard(パリ)2024年トキ・アートスペース(東京)。





【スタンプラリー】

鑑賞MAPは、7つのアート作品を巡るスタンプラリーの台紙も兼ねています。各作品横に設置のスタンプ台でスタンプを7個集めた方には、案内所にてオリジナル手ぬぐい(サイズ 横90×縦33cm)をプレゼントします。

※スタンプラリー特典のオリジナル手ぬぐいは、各案内所にて購入も可能です(税込1,000円)。









【SNSキャンペーン】

会期中、XまたはInstagramでハッシュタグ「#武蔵野 ART_HIKEキャンペーン」を付けてアート作品の写真を投稿し、案内所で投稿画面を提示いただいた方にステッカーを進呈します。

※MAPをご購入いただいていない方も参加可能です。









■武蔵野回廊プロジェクトについて



「武蔵野 ART HIKE」は「武蔵野回廊プロジェクト」の一環として開催します。武蔵野回廊プロジェクトとは、総合エンターテインメント企業のKADOKAWAがところざわサクラタウンを中心に埼玉県から東京都西部を広く「武蔵野」としてとらえ、文化芸術による地域振興に取り組むプロジェクトです。太古から広大な土地で様々な移民が交り合い、新たな文化が生まれてきた武蔵野の歴史を伝える、さまざまなワークショップやアートイベントを年間通して実施しています。

https://www.instagram.com/musashino_kairo_pj/











■「ところざわサクラタウン」について

 2020年11月、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として、KADOKAWAが埼玉県所沢市に開業した大型文化複合施設。KADOKAWAと所沢市が共同で進める「COOL JAPAN FOREST 構想」および、KADOKAWA・埼玉県・所沢市の三者で連携・協力する協定に基づき振興を図る「埼玉カルチャー観光共和国」の拠点施設にも位置づけられています。

https://tokorozawa-sakuratown.com/



■株式会社KADOKAWAについて

 出版、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTechなどの事業を展開する総合エンターテインメント企業です。世界中から才能を発掘して多彩なIP(Intellectual Property)を創出し、さまざまなメディアで展開。創出したIPをテクノロジーの活用により世界に届ける「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略を掲げ、IP価値の最大化を推進しています。

https://group.kadokawa.co.jp/



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