戦争さえなければ

戦争さえなければ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年07月15日
判型:
A5判
ページ数:
224
ISBN:
9784046849076
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戦争さえなければ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年07月15日
判型:
A5判
ページ数:
224
ISBN:
9784046849076

これは、戦争で家族も教育も奪われた祖母の、生きた証を辿る実話の物語

家族全員を亡くした祖母が綴った記憶――それは、80年前の日本で本当に起きた出来事でした。
鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、祖母は飢えに苦しみ、家族全員を失います。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われた祖母は、50歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていました。大胆でユニーク、そしてどこか愛おしい――そんな“おばあちゃん”の生きた証を、孫の著者が徳之島での取材とともに辿りながら描く、コミックエッセイ『戦争さえなければ』。戦後80周年を迎える2025年夏、刊行。
家族全員を亡くした祖母が綴った記憶――それは、80年前の日本で本当に起きた出来事でした。
鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、祖母は飢えに苦しみ、家族全員を失います。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われた祖母は、50歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていました。大胆でユニーク、そしてどこか愛おしい――そんな“おばあちゃん”の生きた証を、孫の著者が徳之島での取材とともに辿りながら描く、コミックエッセイ『戦争さえなければ』。戦後80周年を迎える2025年夏、刊行。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

(仮)
1 戦争を知っていますか?
2 ばあちゃんの作文
3 夫との別れ
4 夜間中学入学-50才の中学生-
5 ひとこと日記
6 将来の夢
7 仕事との両立は大変
8 雨の日に思い出すこと
9 公開授業
9.5 運動会
10 うまくいかない
11 夜間中学校と小学校時代のちがい
12 いじめ
13 自分史の発表「戦争がにくい」
コラム 当時の暮らし
14 激化する戦況
15 飢えをしのぐ日々
16 終戦~母の死
17 父との暮らし
18 父の死
19 発表おわり
20 先生との別れ
21 おばあちゃんの作文をいつかマンガに…!
エピローグ おばあちゃんのお葬式

おばあちゃんの日常を描き下ろした8コマ漫画も収録。
※タイトル・内容は変更になる場合がございます

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