- 著者 三津田 信三
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年06月26日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 424
- ISBN:
- 9784041160787
寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理
- 著者 三津田 信三
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年06月26日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 424
- ISBN:
- 9784041160787
婚礼の夜、「嫁首様」に見つかってはいけない。待望のホラーミステリ長編!
大学生の瞳星愛は、友人の皿来唄子に誘われ、彼女の実家で行われる婚礼に参加することになる。「山神様のお告げ」で決まったというこの婚姻は、「嫁首様」なる皿来家の屋敷神の祟りを避けるため、その結婚相手から儀礼に至るまで、何もかもが風変りな趣向が施されていた。婚礼の夜、花嫁行列に加わった愛は、行列の後ろをついてくる花嫁姿のような怪しい人影を目撃する。そして披露宴を迎えようというその矢先、嫁首様を祀る巨大迷路の如き「迷宮社」の中で、奇怪な死体が発見された――。作家であり民俗学研究者、そして名探偵としても知られる刀城言耶の怪異民俗学研究室、通称「怪民研」に出入りし、言耶の助手にして素人探偵の天弓馬人と共に数々の怪異譚の謎に挑んできた愛は、皿来家分家の四郎と共に事件の謎解きに挑むことになるのだが……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理」感想・レビュー
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三津田 信三は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。刀城言耶シリーズを読み続けています。本書は、横溝正史「悪魔の手毬唄」のオマージュ⇒似非進化論殺人事件⇒副葬品殺人事件⇒???でした。「嫁首」と言う言葉 …続きを読む2025年08月20日180人がナイス!しています
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最後まで楽しかった一冊。怪民研シリーズ長編。瞳星愛が友人の婚礼儀式での付き添い嫁を務めることから始まるストーリー。旧家、因習、婚姻儀式、殺人事件、そしてホラーとぎゅうぎゅうに詰め込まれた魅力的要素にぎ …続きを読む2025年09月19日110人がナイス!しています
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「祝宴の夜、嫁首様がやって来る…」やっぱり三津田さんの民俗学×ホラーミステリは面白い。ある地方の名家に伝わる婚姻儀礼。「嫁首様」なる屋敷神の祟りを避けるためのまじないのひとつ、花嫁行列に参加することにな …続きを読む2025年09月01日63人がナイス!しています