朝を待つなら海の中

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年01月04日
判型:
四六判
ページ数:
192
ISBN:
9784048113465

朝を待つなら海の中

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年01月04日
判型:
四六判
ページ数:
192
ISBN:
9784048113465

結局わたしは何にも誰にも選ばれなかった。

わたしは冴えない人間だ。

何かに選ばれることもなく、語れるなにかがあるわけでもなく、目を引く美しさも持っておらず、天使のようにやさしくもない。
社会にしがみついて、なんとなくできることをなんとなくやって生活している。
どうにかそれっぽく見える皮膚を張りつけているだけで、一枚一枚はいでいけば、残るのは「くだらない」の文字だけだろう。
―はじめに より

Xで日常の孤独と不安と憧憬を綴る、無傷初エッセイ。
わたしは冴えない人間だ。

何かに選ばれることもなく、語れるなにかがあるわけでもなく、目を引く美しさも持っておらず、天使のようにやさしくもない。
社会にしがみついて、なんとなくできることをなんとなくやって生活している。
どうにかそれっぽく見える皮膚を張りつけているだけで、一枚一枚はいでいけば、残るのは「くだらない」の文字だけだろう。
―はじめに より

Xで日常の孤独と不安と憧憬を綴る、無傷初エッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
第1章 海がみたい
第2章 大人、夜、孤独。
第3章 また今日も間違えた
第4章 本当なんてないのに
第5章 気がつけば、海
おわりに

「朝を待つなら海の中」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読了✨海の写真、夜空などの写真と共に語られる作者の想いのどれも綺麗で儚くて素敵だった。作者にとって、海、夜行バスが現実の辛さから逃れる場所だったんだなぁと思った。辛さをいうのって私にとって難しいことで 読了✨海の写真、夜空などの写真と共に語られる作者の想いのどれも綺麗で儚くて素敵だった。作者にとって、海、夜行バスが現実の辛さから逃れる場所だったんだなぁと思った。辛さをいうのって私にとって難しいことで、そういう時は空を見る。私にとって空はいつも変わらずそこにいてくれる存在で、どんな時もまだ大丈夫だなって思える。海や優しい世界を思い浮かべて辛さを受け入れる作者さんの気持ちがすごくわかった。ぬいぐるみがとても大切って気持ちもすごく共感した。 …続きを読む
    かりん
    2025年02月09日
    4人がナイス!しています
  • ブログ?かTwitter?かで知っていて凄く好きだったので購入。本はあんまりだったかな。残念。 ブログ?かTwitter?かで知っていて凄く好きだったので購入。本はあんまりだったかな。残念。
    ねこっち
    2025年02月20日
    2人がナイス!しています
  • 忘れてもいいの話が凄くよかった、とにかくよかった。 作者の紡ぐ言葉が好き。 忘れてもいいの話が凄くよかった、とにかくよかった。 作者の紡ぐ言葉が好き。
    りんごあめ
    2025年03月04日
    1人がナイス!しています

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