魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
296
ISBN:
9784046823243
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魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム

  • 著者 サイトウ ケンジ
  • イラスト ぷらこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
296
ISBN:
9784046823243

「その怪談、もっと怖くしようよ!」

僕の日課は深夜のファミレスで幼なじみの人気配信アイドルの星子ちゃんを喜ばせるため、『オカルト』話を語ること。

「幽霊にも指紋があるはず!」
「水って海水なのかな?それとも水道水?」

怖い話を変わった方向から追及する少し不思議なところもあるけれど……、やっぱり星子ちゃんはかわいいなあ。大好きすぎる。
怪談のディテールを求める彼女との楽しい時間はこれからもずっと続くはずだった。

あの夜、自称魔女の語る怪談を聞くまでは。

「『魔女の怪談話』には絶対的な3つのルールがある!」
「ひとつでもやぶるとどうなるんだい?」

こうして。
  
――“僕”にとって最期の夜が始まった。
僕の日課は深夜のファミレスで幼なじみの人気配信アイドルの星子ちゃんを喜ばせるため、『オカルト』話を語ること。

「幽霊にも指紋があるはず!」
「水って海水なのかな?それとも水道水?」

怖い話を変わった方向から追及する少し不思議なところもあるけれど……、やっぱり星子ちゃんはかわいいなあ。大好きすぎる。
怪談のディテールを求める彼女との楽しい時間はこれからもずっと続くはずだった。

あの夜、自称魔女の語る怪談を聞くまでは。

「『魔女の怪談話』には絶対的な3つのルールがある!」
「ひとつでもやぶるとどうなるんだい?」

こうして。
  
――“僕”にとって最期の夜が始まった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★ う〜ん…癖が凄い…笑 幼なじみで人気配信アイドルである星見星子。オカルト好きな彼女と、深夜のファミレスで怪談話をより怖くする為に語り合う時間を楽しみにしている僕は、ある日魔女を自称する美少女・あーち ★★ う〜ん…癖が凄い…笑 幼なじみで人気配信アイドルである星見星子。オカルト好きな彼女と、深夜のファミレスで怪談話をより怖くする為に語り合う時間を楽しみにしている僕は、ある日魔女を自称する美少女・あーちゃんと出会う。3つのルールを遵守する事で怪談を追体験出来るという彼女の話を聞き、二人は怪談の謎を解こうと体験する事を決めて…というお話でした。 いや〜、正直終盤は若干話がこんがらがってしまう部分もあって、なかなか評価が難しい作品だという印象が強いですね。怪談話を追体験し、幽霊や生霊が現れる体験をし→ …続きを読む
    まっさん
    2023年11月23日
    19人がナイス!しています
  • ★★★★8 深夜のファミレスでオカルトマニアの人気配信者と主人公の前で語られるいくつかの怪談からなるホラーミステリ。ライトな描写なためか怪談の怖さは本家のホラーに比べると怖さは少ないが、真の怖さは怪談が解 ★★★★8 深夜のファミレスでオカルトマニアの人気配信者と主人公の前で語られるいくつかの怪談からなるホラーミステリ。ライトな描写なためか怪談の怖さは本家のホラーに比べると怖さは少ないが、真の怖さは怪談が解かれたあとに待ち受ける真相だろう。ホラーミステリなだけあって、ホラーに対しての真相は論理的に解かれており、真相が判明したとき物語に対する見方が大きくかわる。怖さを軽減したはずのライトな描写が、真相が判明したあとでより怖さを増してしまうという逆転も見事だった。ラノベミステリの新たな傑作だろう。 …続きを読む
    ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
    2023年03月27日
    19人がナイス!しています
  • メタフィクションというより作品のレイヤーを数段加えたような構造。 怪談の世界、それを考察する探偵たちの世界、探偵が怪談になってしまう世界、そしてそれを見る私たちの……という風に恐怖を体験し楽しもうとする メタフィクションというより作品のレイヤーを数段加えたような構造。 怪談の世界、それを考察する探偵たちの世界、探偵が怪談になってしまう世界、そしてそれを見る私たちの……という風に恐怖を体験し楽しもうとする人すべてがオカルトへと化す、ある意味とてもオーソドックスな怪談もの。 しかしそれを創作というレイヤー構造に当てはめた所が面白い。ホラーをミステリーにしてオカルトへと回帰する入れ子構造。 ただ現時点特段怖さ自体はないのがホラー作品としては欠点。実際の動画配信コラボなんかが良いのかもしれない。 …続きを読む
    のれん
    2023年04月04日
    17人がナイス!しています

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