バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年10月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784049133844
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バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年10月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784049133844

『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07最新作、新たな鮮血の物語の幕が上がる

「磊一よ、私からの持て成しと、同じバケモノ同士への親愛の証じゃ。食え」
 そう言って彼女が突き出したそれは、人間の“はらわた”だった――。
 昭和25年晩夏。名家の令嬢の家庭教師として、村を訪れた青年・塩沢磊一。そこで彼が目にしたものは、死体のはらわたを貪る美しき“バケモノ”、御首茉莉花の姿であった。淑やかな令嬢の変貌は病か、それとも祟りによるものか……?
 時を同じくして起こる少女の連続失踪事件。失踪者の特徴は、茉莉花の部屋で見た“それ”と一致していて……。
 バケモノ姫の家庭教師・塩沢磊一がすべての謎を解き明かす――!!
「磊一よ、私からの持て成しと、同じバケモノ同士への親愛の証じゃ。食え」
 そう言って彼女が突き出したそれは、人間の“はらわた”だった――。
 昭和25年晩夏。名家の令嬢の家庭教師として、村を訪れた青年・塩沢磊一。そこで彼が目にしたものは、死体のはらわたを貪る美しき“バケモノ”、御首茉莉花の姿であった。淑やかな令嬢の変貌は病か、それとも祟りによるものか……?
 時を同じくして起こる少女の連続失踪事件。失踪者の特徴は、茉莉花の部屋で見た“それ”と一致していて……。
 バケモノ姫の家庭教師・塩沢磊一がすべての謎を解き明かす――!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昭和25年晩夏。バケモノ姫こと御首茉莉花の家庭教師となった塩沢磊一は、彼女の変貌の理由を知るために交流を重ねる。時を同じくして少女の連続失踪事件が発生し…。エグいグロ場面から始まるので(しかもイラストあり 昭和25年晩夏。バケモノ姫こと御首茉莉花の家庭教師となった塩沢磊一は、彼女の変貌の理由を知るために交流を重ねる。時を同じくして少女の連続失踪事件が発生し…。エグいグロ場面から始まるので(しかもイラストあり)、最初はキツさに引いたが、猟奇ミステリーとしてしっかりした内容で面白かった。テーマ性が強く、「マイノリティーは自分の中の怪物と如何に折り合いをつけるべきか?」という問いかけには打たれるし、示唆に富む。癖の強い文章ながらも終盤はビシバシと決まって小気味良い。茉莉花がバケモノなりに変容していく過程が魅力的。 …続きを読む
    海猫
    2024年07月15日
    70人がナイス!しています
  • 最初の絵とお嬢様の現状がかなりショッキングで(表紙、誤解するよね)一端閉じる。・・・だが次第に明かされる「バケモノ」の定義と、結びつきがわかれば、読むペースが止まらない。あとがきで明かされたテーマと合わ 最初の絵とお嬢様の現状がかなりショッキングで(表紙、誤解するよね)一端閉じる。・・・だが次第に明かされる「バケモノ」の定義と、結びつきがわかれば、読むペースが止まらない。あとがきで明かされたテーマと合わせてひとつの作品として完成したわ(それがこうなるんかい!と言う妙なツッコミはあるが)。そして脇を固める女性陣が良いキャラしてる。お嬢様がデレデレしていく姿は可愛い。 …続きを読む
    雪紫
    2021年02月16日
    44人がナイス!しています
  • 昭和25年の晩夏、御首村の大地主でもある名家の御首家の令嬢の家庭教師として村を訪れた塩沢磊一だったが、その令嬢である茉莉花はとある理由からバケモノ姫と家人から扱われており…というお話です。折しもひぐらし 昭和25年の晩夏、御首村の大地主でもある名家の御首家の令嬢の家庭教師として村を訪れた塩沢磊一だったが、その令嬢である茉莉花はとある理由からバケモノ姫と家人から扱われており…というお話です。折しもひぐらし新作が絶賛放送中だったりですが、本書も竜騎士先生らしいオカルトがミステリへ、と言った内容でとても良かったです。そういった意味での「バケモノ」の表現がとても秀逸だったな、と。晴れて自由の身となった茉莉花が…という所で綺麗に〆られてますが、もし続刊するようならば是非続きも読みたいと思いました。 …続きを読む
    まるぼろ
    2020年11月20日
    39人がナイス!しています

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