- 著者 遠藤 遼
- イラスト 小嶋 ララ子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年07月13日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784040732527
鎌倉お寺ごはん あじさい亭の典座さん
- 著者 遠藤 遼
- イラスト 小嶋 ララ子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年07月13日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784040732527
仏さまの教えと精進料理が、「さよなら」の涙に寄り添います。
退職したばかりの元営業・空也は、精進料亭“あじさい亭”で雇ってもらうために鎌倉へやって来た。
しかし店主である僧侶・蓮沼竜玄は拒否! ついには、椎茸干しに集中して相づちさえされなくなる。取り繕った理由を話していた空也も、つい言わないつもりだった、この店でなければいけない本当の理由を口にしてしまう。
「このまえ大好きだったばあちゃんが死んだ。堪らなくて、なのに出てきた精進料理が旨くて。味は違うのにばあちゃんの味を思い出した――」
空也の独白に竜玄は……?
しかし店主である僧侶・蓮沼竜玄は拒否! ついには、椎茸干しに集中して相づちさえされなくなる。取り繕った理由を話していた空也も、つい言わないつもりだった、この店でなければいけない本当の理由を口にしてしまう。
「このまえ大好きだったばあちゃんが死んだ。堪らなくて、なのに出てきた精進料理が旨くて。味は違うのにばあちゃんの味を思い出した――」
空也の独白に竜玄は……?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
プロローグ
第一話 松風豆腐の上の涙
第二話 碧い目に映る胡麻豆腐
第三話 思い出の卯の花炒め
第四話 煮びたしの勇気、うどんの音
エピローグ
第一話 松風豆腐の上の涙
第二話 碧い目に映る胡麻豆腐
第三話 思い出の卯の花炒め
第四話 煮びたしの勇気、うどんの音
エピローグ
「鎌倉お寺ごはん あじさい亭の典座さん」感想・レビュー
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いいお話だし精進料理の良さや仏教のことばの普遍性も伝わってくる。それだけにちょこっとしたBLめいたふるまいはいらないな~と思ってしまった。2019年07月29日59人がナイス!しています
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お寺でご飯を作る人の話かと思っていたので、そっちか~となりました。本物の僧侶が作る精進料理のお店となると、敷居が高そうな印象ですが…行ってみたいですね。料理の中に籠められた仏教の教え。中々触れる機会も …続きを読む2022年05月04日16人がナイス!しています