国家とスポーツ 岡部平太と満洲の夢

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年03月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784044004941

国家とスポーツ 岡部平太と満洲の夢

  • 著者 高嶋 航
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年03月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784044004941

指導者・岡部平太の目を通し、外交、国力、五輪とスポーツを考える

満洲事変、日中戦争、幻の東京オリンピックから、1964年東京オリンピックへ――

激動の時代、日本の近代スポーツの影には、福岡から東京、アメリカ、中国、満洲へと数奇な人生をたどった岡部平太という人物がいた。マラソン選手・金栗四三との友情、日本スポーツ界に絶大な影響を持った嘉納治五郎との対立、スポーツを通じた中国との文化工作、満洲・中国・日本の友好の夢……岡部の軌跡から、スポーツとは、政治とは、国交とは、人間とは何かをあぶりだす。

【目次】

一 福岡
(1)生い立ち
(2)「生まれついての試合好き」
(3)福岡師範学校にてスポーツに没頭
(4)久留米高等小学校教諭時代の失望

二 東京
(1)「天狗現わる」 東京高等師範学校一年生
(2)人生への迷い東京高等師範学校二年生
(3)禅の日々 東京高等師範学校三年生
(4)不敗全勝 東京高等師範学校研究科

三 アメリカ
(1)職業スポーツへの嫌悪
(2)アメフトと出会う
(3)恩師・スタッグ

四 東京・水戸
(1)理想を抱いて 東京高等師範学校講師
(2)講道館との訣別 サンテル事件
(3)「岡部先生万歳」 水戸高等学校講師

五 満洲
(1)満鉄入社
(2)パリオリンピック
(3)極東選手権競技大会退場事件
(4)各種スポーツの振興
(5)スケートで世界に挑む
(6)日仏対抗競技
(7)中国人との交流
(8)スポーツと体育
(9)満洲事変
(10)満洲国極東選手権競技大会参加問題
(11)満洲国と東京オリンピック

六 天津・北京
(1)天津での文化工作
(2)東京から北京へ
(3)二つの国際競技会
(4)新たな体育の模索
(5)戦時中に学問を志す
(6)平一の死、そして帰郷   ほか
満洲事変、日中戦争、幻の東京オリンピックから、1964年東京オリンピックへ――

激動の時代、日本の近代スポーツの影には、福岡から東京、アメリカ、中国、満洲へと数奇な人生をたどった岡部平太という人物がいた。マラソン選手・金栗四三との友情、日本スポーツ界に絶大な影響を持った嘉納治五郎との対立、スポーツを通じた中国との文化工作、満洲・中国・日本の友好の夢……岡部の軌跡から、スポーツとは、政治とは、国交とは、人間とは何かをあぶりだす。

【目次】

一 福岡
(1)生い立ち
(2)「生まれついての試合好き」
(3)福岡師範学校にてスポーツに没頭
(4)久留米高等小学校教諭時代の失望

二 東京
(1)「天狗現わる」 東京高等師範学校一年生
(2)人生への迷い東京高等師範学校二年生
(3)禅の日々 東京高等師範学校三年生
(4)不敗全勝 東京高等師範学校研究科

三 アメリカ
(1)職業スポーツへの嫌悪
(2)アメフトと出会う
(3)恩師・スタッグ

四 東京・水戸
(1)理想を抱いて 東京高等師範学校講師
(2)講道館との訣別 サンテル事件
(3)「岡部先生万歳」 水戸高等学校講師

五 満洲
(1)満鉄入社
(2)パリオリンピック
(3)極東選手権競技大会退場事件
(4)各種スポーツの振興
(5)スケートで世界に挑む
(6)日仏対抗競技
(7)中国人との交流
(8)スポーツと体育
(9)満洲事変
(10)満洲国極東選手権競技大会参加問題
(11)満洲国と東京オリンピック

六 天津・北京
(1)天津での文化工作
(2)東京から北京へ
(3)二つの国際競技会
(4)新たな体育の模索
(5)戦時中に学問を志す
(6)平一の死、そして帰郷   ほか

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「国家とスポーツ 岡部平太と満洲の夢」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 純粋にスポーツを愛する青年が「大東亜共栄圏」の思想に染まり、自らスポーツを国家や戦争の道具と化していく。戦争を「スポーツ」という視点から見つめた一冊。 この本は岡部平太の「敗戦」で幕を閉じるが、彼は戦 純粋にスポーツを愛する青年が「大東亜共栄圏」の思想に染まり、自らスポーツを国家や戦争の道具と化していく。戦争を「スポーツ」という視点から見つめた一冊。 この本は岡部平太の「敗戦」で幕を閉じるが、彼は戦後もスポーツの発展に生涯を捧げた。もともと「理論派」で、海外にも何度も足を運び、スポーツを研究。70歳で水泳の論文を書き上げ、博士号を取得したほど。そんな彼の戦時中の変遷が戦争の怖さを物語る。 戦後、故郷福岡では「平和台」と冠した競技場の建設に奔走。その入り口には、教え子たちによって建てられた彼の胸像がある。 …続きを読む
    あまみっく
    2023年08月12日
    1人がナイス!しています
  • 全く知らない人だったけど、面白かった。 出来れば戦後の活動も見たかった 全く知らない人だったけど、面白かった。 出来れば戦後の活動も見たかった
    ozmaax
    2020年06月09日
    0人がナイス!しています

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