- 著者 藤澤 清造
- 編者 西村 賢太
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年07月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041079614
藤澤清造短篇集 一夜/刈入れ時/母を殺す 他
- 著者 藤澤 清造
- 編者 西村 賢太
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年07月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041079614
衝撃はまだ終わらない
貧窮と性病、不遇と冷笑の中で自らの¨文士道¨を貫いて散った、藤澤清造。その玉石混交の作品を歿後弟子・西村賢太が厳選、校訂する。
貧窮と性病、不遇と冷笑の中で自らの¨文士道¨を貫いて書き、無念に散った無頼の私小説家・藤澤清造。その短くも不屈の活動期間に残した玉石混交の作品を、歿後弟子・西村賢太が厳選、校訂。商業誌初登板の、伸るか反るかの情熱が作の巧拙を超えて迫りくる「一夜」、抱腹絶倒の借金文学の傑作「刈入れ時」、故郷で危篤に陥った母の死を、貧ゆえに切望する「母を殺す」等、十三篇を収録。
新発見原稿「敵の取れるまで」を併録。
貧窮と性病、不遇と冷笑の中で自らの¨文士道¨を貫いて書き、無念に散った無頼の私小説家・藤澤清造。その短くも不屈の活動期間に残した玉石混交の作品を、歿後弟子・西村賢太が厳選、校訂。商業誌初登板の、伸るか反るかの情熱が作の巧拙を超えて迫りくる「一夜」、抱腹絶倒の借金文学の傑作「刈入れ時」、故郷で危篤に陥った母の死を、貧ゆえに切望する「母を殺す」等、十三篇を収録。
新発見原稿「敵の取れるまで」を併録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「藤澤清造短篇集 一夜/刈入れ時/母を殺す 他」感想・レビュー
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これもまた大変マイナーな本。西村賢太による、西村賢太の為の藤澤清造短篇集。西村の藤澤に対するリスペクトが十分に伝わってくる。後の西村の小説に引き継がれる、金がないあまりの貧乏話と女の話ばっかり。毎日少 …続きを読む2023年08月07日98人がナイス!しています
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「僕達貧乏人には、それ自体もう安寧なんか与えられちゃ居ないんだからな。安寧なきわれらに、何んの秩序かこれ要せんやだ」貧窮への怨嗟、飢え乾く欲望、閉塞と孤独、とにかく金、金、金がほしい。大正文壇の片隅で …続きを読む2020年01月15日9人がナイス!しています
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西村賢太が絶賛の作家。西村氏が歿後弟子まで名乗る書き手、藤澤清造。 この本は、貧乏に喘ぐ様々な人におススメの一冊です。 と言いたいところですが、内容は幼稚な自業自得人間のルサンチマン愚痴文句劇場。 どう …続きを読む2022年12月24日3人がナイス!しています