経済学 上巻

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784044004378
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経済学 上巻

  • 編著 宇野 弘蔵
  • 著者 大島 清
  • 著者 玉野井 芳郎
  • 著者 大内 力
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年05月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784044004378

数多の経済学徒を導いた名著、復刊!! 資本主義を解明する不朽の教科書。

「宇野は、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別した。マルクス主義経済学は、資本主義から社会主義への転換は必然であるとする、唯物史観というイデオロギーによって革命に資する経済学を構築する試みだ。これに対してマルクス経済学は、アダム・スミス、デービッド・リカードら、古典派経済学を批判的に継承したカール・マルクスが、『資本論』で展開した理論を基礎にして資本主義の内在的論理をとらえる体系知(Wissenschaft、科学)である、というのが宇野の主張だ。」
――佐藤優氏(解説より)

日本の代表的マルクス経済学者宇野弘蔵。
宇野はマルクスの『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーを分離した。
その上で経済学の研究を原理論、段階論、現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築し、その理論は大きな影響を与えた(宇野学派)。
宇野弘蔵が宇野派を代表する研究者と共に、大学の教養課程における経済学の入門書としてまとめたのが本書である。
数多の経済学徒を導いたロングセラーを復刊! 

※本書は1956年3月(上巻)、4月(下巻)に角川全書から刊行された作品を復刊し、図表を再作成し、解説を加えたものです。
上巻の底本には、1967年の第18版を使用しました。
「宇野は、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別した。マルクス主義経済学は、資本主義から社会主義への転換は必然であるとする、唯物史観というイデオロギーによって革命に資する経済学を構築する試みだ。これに対してマルクス経済学は、アダム・スミス、デービッド・リカードら、古典派経済学を批判的に継承したカール・マルクスが、『資本論』で展開した理論を基礎にして資本主義の内在的論理をとらえる体系知(Wissenschaft、科学)である、というのが宇野の主張だ。」
――佐藤優氏(解説より)

日本の代表的マルクス経済学者宇野弘蔵。
宇野はマルクスの『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーを分離した。
その上で経済学の研究を原理論、段階論、現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築し、その理論は大きな影響を与えた(宇野学派)。
宇野弘蔵が宇野派を代表する研究者と共に、大学の教養課程における経済学の入門書としてまとめたのが本書である。
数多の経済学徒を導いたロングセラーを復刊! 

※本書は1956年3月(上巻)、4月(下巻)に角川全書から刊行された作品を復刊し、図表を再作成し、解説を加えたものです。
上巻の底本には、1967年の第18版を使用しました。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一部は宇野弘蔵と大島清、第二部は玉野井芳郎、第三部は大内力が担当し、全体を宇野弘蔵が調整している。

【上巻】

はしがき
序論

第一部 資本主義の発達と構造
第一章 封建社会とその崩壊
第二章 資本主義の発生
第三章 資本主義社会の確立
第四章 後期資本主義への転化

第二部 経済学説の発展
第一章 序説
第二章 一七世紀の経済学
第三章 一八世紀の経済学
第四章 古典経済学の確立とその解体

解説 佐藤優

【下巻】

第五章 カール・マルクス
第六章 歴史学派および現代の諸学派

第三部 日本資本主義の諸問題
第一章 日本資本主義発達史の概要
第二章 日本資本主義の構造と問題

解説 佐藤優

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「経済学 上巻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宇野弘蔵先生が編著された本が文庫化されました。宇野先生の本はいくつか学生時代に読んでいるのですが、この本は教養学部学生向けのマルクス経済学の教科書です。上巻は資本主義の発展、経済学説について書かれてい 宇野弘蔵先生が編著された本が文庫化されました。宇野先生の本はいくつか学生時代に読んでいるのですが、この本は教養学部学生向けのマルクス経済学の教科書です。上巻は資本主義の発展、経済学説について書かれています。宇野先生のほか玉野井先生、大島先生、大内先生が分担されて書かれています。マルクス主義経済学ではなく、マルクス経済学を原理論、段階論、現状分析の三段階に分けての宇野理論の成果の一つです。佐藤優さんが上下巻ともに解説を書かれています。 …続きを読む
    KAZOO
    2019年08月26日
    114人がナイス!しています
  • んー。教科書として書かれたものである本だなあって感想です。第一部 資本主義の発達と構造 は歴史の教科書だなって読み通せました。第二部 経済学説の発展 は歯がたたない。トホホ…。 んー。教科書として書かれたものである本だなあって感想です。第一部 資本主義の発達と構造 は歴史の教科書だなって読み通せました。第二部 経済学説の発展 は歯がたたない。トホホ…。
    樋口佳之
    2024年02月02日
    46人がナイス!しています
  • 「東大読書」の一節分、一章分で要約により勉強。 この方法いい~~ キーワード「資本の原始的蓄積」 「マルクス二重の意味で自由」「マルクス世界貨幣」 「マルクス マニュファクチャ」 「東大読書」の一節分、一章分で要約により勉強。 この方法いい~~ キーワード「資本の原始的蓄積」 「マルクス二重の意味で自由」「マルクス世界貨幣」 「マルクス マニュファクチャ」
    元よしだ
    2020年05月20日
    8人がナイス!しています

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