この夜の寂しさで私は熱を知ってしまう

この夜の寂しさで私は熱を知ってしまう

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年08月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784046023049

この夜の寂しさで私は熱を知ってしまう

  • 著者 浮谷 ふみ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年08月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784046023049

Twitterフォロワー41万人、圧倒的な支持を得る著者デビュー作!

寂しいと言いたくても言えないこんな世の中に、愛を背負わされた私たちは、それが奇跡や運命の代償であっても生きにくい――

誰かを想い、儚さを抱きしめ胸を詰まらせる独りの夜に、人知れずそっと読みたくなる珠玉のエッセイ。
何度も読み返したくなるエモーショナルな言葉の数々を選りすぐり収録。

【目次】
1章 「私が誰かと息をするということ」
・女は花
・歪みとうねり
・抱擁

2章 「あの人を知ると私を失う」
・熱を患う
・ピンクとまくら

3章 「待ち合わせ」
・シネマ
・あなたには私を

4章 「あなたと私の間にあるもの」
・少し浮いてしまう
・スコール
・いちごみるくよりも甘く

5章「アイラブミー」
・孤独と孤独
・狂った私を愛してください
・その夜の深みに消えてゆく

【本文より】
あの人の好きな人に対する身勝手な独占欲に触れてみたいと思った。
溺れているような胸苦しい欲と、溶けていくプライドを私だけのものにしてみたいと思った。
(熱を患う)

何となく抱かれる。誘われ断る理由もなかった。誘われてもいないのかもしれない。私が抱かれたさそうにしていたのかもしれない。抱かれるしかなかったのかもしれない。
好きで好きでたまらなくてだから側にいて断ることなんてできなかった。
この人との熱はこの夜と消えてしまうのかもしれないけれど、あなたがこうなりたかったのなら仕方ないのだと思った。
(ピンクとまくら)

男一人の連絡先と始まって終わるまでの間にあった出来事と、覚えておく必要のない合言葉と思い描いていた未来と、なんだかんだ楽しんでいた私自身と、別れただけ。
(孤独と孤独)

「あなたを寂しくさせる世界があって本当によかった。」
あなたを愛せる言葉がこの本に詰まっています!
寂しいと言いたくても言えないこんな世の中に、愛を背負わされた私たちは、それが奇跡や運命の代償であっても生きにくい――

誰かを想い、儚さを抱きしめ胸を詰まらせる独りの夜に、人知れずそっと読みたくなる珠玉のエッセイ。
何度も読み返したくなるエモーショナルな言葉の数々を選りすぐり収録。

【目次】
1章 「私が誰かと息をするということ」
・女は花
・歪みとうねり
・抱擁

2章 「あの人を知ると私を失う」
・熱を患う
・ピンクとまくら

3章 「待ち合わせ」
・シネマ
・あなたには私を

4章 「あなたと私の間にあるもの」
・少し浮いてしまう
・スコール
・いちごみるくよりも甘く

5章「アイラブミー」
・孤独と孤独
・狂った私を愛してください
・その夜の深みに消えてゆく

【本文より】
あの人の好きな人に対する身勝手な独占欲に触れてみたいと思った。
溺れているような胸苦しい欲と、溶けていくプライドを私だけのものにしてみたいと思った。
(熱を患う)

何となく抱かれる。誘われ断る理由もなかった。誘われてもいないのかもしれない。私が抱かれたさそうにしていたのかもしれない。抱かれるしかなかったのかもしれない。
好きで好きでたまらなくてだから側にいて断ることなんてできなかった。
この人との熱はこの夜と消えてしまうのかもしれないけれど、あなたがこうなりたかったのなら仕方ないのだと思った。
(ピンクとまくら)

男一人の連絡先と始まって終わるまでの間にあった出来事と、覚えておく必要のない合言葉と思い描いていた未来と、なんだかんだ楽しんでいた私自身と、別れただけ。
(孤独と孤独)

「あなたを寂しくさせる世界があって本当によかった。」
あなたを愛せる言葉がこの本に詰まっています!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

【目次】
1章 私が誰かと息をするということ
2章 あの人を知ると私を失う
3章 待ち合わせ
4章 あなたと私の間にあるもの
5章 アイラブミー

「この夜の寂しさで私は熱を知ってしまう」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 発売日の昨日買って、今日の通勤で読み切った。twitterで知ってて、好きでフォローしてて……というつながりで出会った本。「期待するから傷つくのだと 独りになって虚しさに行き着いてしまって、期待しないことでし 発売日の昨日買って、今日の通勤で読み切った。twitterで知ってて、好きでフォローしてて……というつながりで出会った本。「期待するから傷つくのだと 独りになって虚しさに行き着いてしまって、期待しないことでしか 自分を守ってあげられなくなった」もうなんか、あ、そうそう‼︎っていうようなことばかり書いてあるから一気に読まないで大事に読めば良かったって思いました。いつかまた読みたいなと思っております。 …続きを読む
    蒼雨
    2018年08月23日
    18人がナイス!しています
  • あまり共感出来なかった、、、。残念。 あまり共感出来なかった、、、。残念。
    Erika
    2020年06月07日
    3人がナイス!しています
  • 夜に押し潰れそうなときに読みたくなる本でした。叶わないけど好きな人がいる人には読んでほしい。この本にはそんな人を否定する言葉は1つも書いてなくて、辛い気持ちや孤独感を代わりに言葉にしてくれる。好きすぎ 夜に押し潰れそうなときに読みたくなる本でした。叶わないけど好きな人がいる人には読んでほしい。この本にはそんな人を否定する言葉は1つも書いてなくて、辛い気持ちや孤独感を代わりに言葉にしてくれる。好きすぎる恋って辛いけどそれでもいいんだよと教えてくれ、そっと背中を押してくれるような本でした。 …続きを読む
    桜良
    2018年09月07日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品