シンドローム×エモーション

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年09月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
424
ISBN:
9784048923309
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シンドローム×エモーション

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年09月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
424
ISBN:
9784048923309

感情が物理法則を歪める“覚醒者”。彼らは世界の味方か、敵か――

突然の眠りを経て、異形の力を発現させる病"スノウホワイト・シンドローム"。
力に覚醒め、世界から捨てられた者たちの未来はふたつにひとつ。
世界の敵か、世界の味方か。

"悪夢の日(ミラージュ・デイ)"。
それはスノウホワイト・シンドローム(SWS)が初めて確認されてから数年後に世界を襲った、災厄だ。
各国で同時に覚醒したSWS患者がみな一様に正気を失い、力――"正夢(コネクト)"をもって破壊の限りを尽くしたこの出来事を境に、彼ら"覚醒者(コネクター)"は世界の異物と見なされ……その居場所を失った。
そんな彼らが辿る道はふたつにひとつ。世界に反旗を翻し反社会的な行動に走るか、そんな者たちを取り締まる側に回るかだ。

治安維持組織「Seventh」に所属する千歳環は、他人の正夢を複製・備蓄し、任意に使用できるという特性を持っている。
しかし正夢とは、覚醒者の強い――多くの場合は負の――感情が源となった、いわば心の傷そのもの。それを好きに使える環は、同じ覚醒者からも孤立した存在だった。
そんなある日、環はテロ組織「焔の魂(アイアン・ソール)」に占拠された病院にて、ひとりの覚醒者の少女と出逢う。自らが保護した彼女の教育係となった環は、少女――ニコラとのふれあいを通じ、長らく身を苛んでいた孤独が融解していくのを感じていた。

しかし、ニコラを連れて臨んだ初任務。焔の魂の悪意がまたも二人に忍び寄り……
突然の眠りを経て、異形の力を発現させる病"スノウホワイト・シンドローム"。
力に覚醒め、世界から捨てられた者たちの未来はふたつにひとつ。
世界の敵か、世界の味方か。

"悪夢の日(ミラージュ・デイ)"。
それはスノウホワイト・シンドローム(SWS)が初めて確認されてから数年後に世界を襲った、災厄だ。
各国で同時に覚醒したSWS患者がみな一様に正気を失い、力――"正夢(コネクト)"をもって破壊の限りを尽くしたこの出来事を境に、彼ら"覚醒者(コネクター)"は世界の異物と見なされ……その居場所を失った。
そんな彼らが辿る道はふたつにひとつ。世界に反旗を翻し反社会的な行動に走るか、そんな者たちを取り締まる側に回るかだ。

治安維持組織「Seventh」に所属する千歳環は、他人の正夢を複製・備蓄し、任意に使用できるという特性を持っている。
しかし正夢とは、覚醒者の強い――多くの場合は負の――感情が源となった、いわば心の傷そのもの。それを好きに使える環は、同じ覚醒者からも孤立した存在だった。
そんなある日、環はテロ組織「焔の魂(アイアン・ソール)」に占拠された病院にて、ひとりの覚醒者の少女と出逢う。自らが保護した彼女の教育係となった環は、少女――ニコラとのふれあいを通じ、長らく身を苛んでいた孤独が融解していくのを感じていた。

しかし、ニコラを連れて臨んだ初任務。焔の魂の悪意がまたも二人に忍び寄り……

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「シンドローム×エモーション」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 強すぎる感情を源とする力に目覚めてしまった少年と少女が、ある事件をきっかけにして出会うところから始まる物語。うん、特に目立ったところは無いけれど、王道の異能ボーイミーツガール作品としてそこそこ楽しむこ 強すぎる感情を源とする力に目覚めてしまった少年と少女が、ある事件をきっかけにして出会うところから始まる物語。うん、特に目立ったところは無いけれど、王道の異能ボーイミーツガール作品としてそこそこ楽しむことが出来ました。夢をキーワードにした世界観と、個性豊かなキャラクターたちが最大の魅力ですね。世界にも、仲間内にも居場所がないと感じている少年が、ニコラとの出会いをきっかけに少しずつ変化していく姿は中々にグッときます。説明不足な点や、面白くなるまでが遅かったりと難点もあったけど、次巻も期待したい作品やね。 …続きを読む
    まりも
    2016年09月13日
    29人がナイス!しています
  • 眠りから覚め異形の力を持った者達が集う世界の中、他人の能力を模倣する能力を持つ少年が仲間と共に戦う物語。―――世界の敵か、味方か。虚構の世界で少年は何思う。作られし世界、それぞれの方法で世界を救うべく戦 眠りから覚め異形の力を持った者達が集う世界の中、他人の能力を模倣する能力を持つ少年が仲間と共に戦う物語。―――世界の敵か、味方か。虚構の世界で少年は何思う。作られし世界、それぞれの方法で世界を救うべく戦う二人の男。そして能力者と普通の人間の間で葛藤する少年は少女との出会い、触れ合いをきっかけに自らの能力を受け入れ、立ち塞がる不死なる強敵をあらゆる手管を用い打ち倒す。全体的には少し説明不足な部分もあるがこの儚げな世界観と繋ぐ為に動く彼らの姿がとても眩く輝き、面白さを醸し出している。 次巻も楽しみである。 …続きを読む
    真白優樹
    2016年09月12日
    7人がナイス!しています
  • 能力者の話。設定が良かったし展開も王道な感じだったので読みやすく面白かった。能力の内容と発動条件の組み合わせがそれぞれ良かったと思う。次が出るならまた読んでみたい。 能力者の話。設定が良かったし展開も王道な感じだったので読みやすく面白かった。能力の内容と発動条件の組み合わせがそれぞれ良かったと思う。次が出るならまた読んでみたい。
    HANA
    2016年10月13日
    6人がナイス!しています

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