- 著者 神野 オキナ
- イラスト 西E田
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年07月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 356
- ISBN:
- 9784042560234
リラム ~密偵の無輪者~
- 著者 神野 オキナ
- イラスト 西E田
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年07月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 356
- ISBN:
- 9784042560234
これは、軍勢のない戦争だ。
王も国も意味を失って崩壊した世界。かつて国を為した組織は経済集団と定義され「圏<エスティズ>」と呼ばれるようになっていた。東にあるヒウモト圏の継承第二位のレイロウは自らその権利を放棄したにもかかわらず、頭脳の冴えゆえに、第一位主である兄からは却って疑われてしまい、暗殺を避けてロキオルス圏に亡命していた。しかし、ロキオルス圏位主官の娘マリエイラを房中術でもてなしながら隠遁生活を過ごすレイロウの下には、いまだ兄の殺意が貿易商の形となって伸びてくる。ある日、レイロウはマリエイラから、圏が侵略の危機にさらされる前にと、ヒウモトとの外交補佐を頼まれることになるのだが――。「無事に解決してもらえれば報告も不要。私は“何も知らない”のですから」「面白い。軍勢のいない戦争だ、これは。――引き受けましょう、その話」神なき、経済的駆け引きの世界で織りなされる異質無比ファンタジー登場。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「リラム ~密偵の無輪者~」感想・レビュー
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18禁の小説読んじゃったか? という感じもあったけれど、独特の世界観と腹に一物も二物も持っていそうな登場人物たちにも惹かれました。表紙があまり乱れていなければ続編も読んでみたいです。2016年09月15日44人がナイス!しています
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王も国も意味を失って崩壊し国が圏となった世界で承第二位の主人公が諜報を行うファンタジー。主人公の技能が凄すぎて読みづらい部分はあったけれど設定や全体的な雰囲気が良かった。2016年08月19日11人がナイス!しています