月岡芳年の武者絵 武者無類

月岡芳年の武者絵 武者無類

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年10月03日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
128
ISBN:
9784048910637

月岡芳年の武者絵 武者無類

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年10月03日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
128
ISBN:
9784048910637
最後の浮世絵師・月岡芳年の、武者絵だけを集めた傑作作品集。描かれた人物とシーンの歴史的背景をたっぷり解説、絵を深く理解できる。芳年の絵の美しさと、英雄たちの無類の活躍を、あわせて堪能できる一冊。 最後の浮世絵師・月岡芳年の、武者絵だけを集めた傑作作品集。描かれた人物とシーンの歴史的背景をたっぷり解説、絵を深く理解できる。芳年の絵の美しさと、英雄たちの無類の活躍を、あわせて堪能できる一冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「月岡芳年の武者絵 武者無類」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「武者無類―月岡芳年の武者絵」を読みました。月岡芳年は、幕末から明治時代半ばにかけて活躍した浮世絵師です。一般には残酷な無残絵を描く画家として有名ですが、 この本に収められている作品には、残酷なシーンは 「武者無類―月岡芳年の武者絵」を読みました。月岡芳年は、幕末から明治時代半ばにかけて活躍した浮世絵師です。一般には残酷な無残絵を描く画家として有名ですが、 この本に収められている作品には、残酷なシーンは無く、芳年の純粋な画力の高さを示す、勇壮な武者絵だけが集められています。特に、平将門や源義経など有名な武将が戦う場面は、ストップモーションで切り取ったような大胆な構図が見事です。また、鎧や兜の細部までも丁寧に描く繊細さに、芳年の生真面目な性格が表れていて、興味深く鑑賞することが出来ました。 …続きを読む
    石油監査人
    2021年03月25日
    13人がナイス!しています
  • 芳年の武者絵はカッコいいな。南北朝の絵は多いのも時代なんだな。かと言えばインパクトばっちりの高師直とか。現代のラノベにも通用するな。しかし、師直の好色なわりに伝えられているのはショボい覗きか。源頼政の 芳年の武者絵はカッコいいな。南北朝の絵は多いのも時代なんだな。かと言えばインパクトばっちりの高師直とか。現代のラノベにも通用するな。しかし、師直の好色なわりに伝えられているのはショボい覗きか。源頼政の悲壮感と比べると情けない。静けさの中に平家の赤旗が迫る緊迫感が両立している。畠山重忠の潔さと痛々しさは泣けてしまう。さすが武士の鏡だな。絵じたいの説明があると、もっと良かったかもな。気にいりは日本武尊、吉備真備、藤原秀郷、平将門、源綱、源為朝、弁慶、北条時政、北条高時、児嶋高徳、上杉謙信、戸田重之、羽柴秀次。 …続きを読む
    なつきネコ
    2018年06月28日
    9人がナイス!しています
  • 武者絵を楽しむ浮世絵。幕末から明治に活躍した浮世絵師、月岡芳年。明治期に入っているせいかどうかは知らないが、スタンダードな浮世絵からは少し雰囲気が異なるような気がする。 どうだろう。本書の魅力はこのい 武者絵を楽しむ浮世絵。幕末から明治に活躍した浮世絵師、月岡芳年。明治期に入っているせいかどうかは知らないが、スタンダードな浮世絵からは少し雰囲気が異なるような気がする。 どうだろう。本書の魅力はこのいぶし銀のような画の魅力だけではない。解説が変に現代感覚から入ったりしない真っ当なもので、実直な内容により深く画に入り込んでいける。本当に素晴らしい、引き続き頑張って欲しいとエールを贈りたいが、なんと解散されているぞ歴史魂編集部。無念也。 …続きを読む
    ラダー
    1970年01月01日
    7人がナイス!しています

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