- 著者 木村 直樹
- 発売日:
- 2016年07月27日
- 商品形態:
- 電子書籍
長崎奉行の歴史 苦悩する官僚エリート
- 著者 木村 直樹
- 発売日:
- 2016年07月27日
- 商品形態:
- 電子書籍
「日本の玄関」を守り続けた江戸幕府の最重要ポスト。その葛藤とは――。
長崎は、日本史上、常に日本の玄関であった。古代の対馬を経由した中国・朝鮮との関係、中世の遣明船や朝鮮への使節・倭寇、近世のオランダや唐人との関係や対馬での朝鮮の関係――。江戸屈指の名老中・松平定信が「長崎は日本の病の一つ」と言うほど、治めるのが難しかった長崎。長崎奉行所、町人、西国諸藩の蔵屋敷、異国人の活動する出島・唐人屋敷、という様々な集団の、複雑なバランスの上に成り立っていた。各集団の思惑やパワーバランスに注目しつつ、海防やキリシタン禁制など、長崎の文化的・政治的な葛藤と軋轢を、「長崎奉行」を軸に明らかにする。
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