「新バイオレンスジャック 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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この新しい『バイオレンスジャック』は、いわゆるゴラク版最終話である「魔王編」の単なるリメイクではなく、どこかアドリブ感が漂っていた「魔王編」を一旦破壊する行為であり、それでいて伝説となった衝撃のラスト
この新しい『バイオレンスジャック』は、いわゆるゴラク版最終話である「魔王編」の単なるリメイクではなく、どこかアドリブ感が漂っていた「魔王編」を一旦破壊する行為であり、それでいて伝説となった衝撃のラストシーンを元に『バイオレンスジャック』と『デビルマン』の関係性を緻密に見つめ直した結果として生まれたようだ。それが成功しているかどうかは正直微妙はところだが、『バイオレンスジャック』が抑えきれない破壊の欲求をテーマとしているならば、この新シリーズは、まさしく破壊そのものではないか。
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シレーヌいろんなところに出過ぎ。下巻では完全にデビルマンを知らない人は置いてけぼり状態。そして最後の最後に意味不明の衝撃展開が。いったい今回のジャックは誰だったのかが自分には理解できませんでした。目の
シレーヌいろんなところに出過ぎ。下巻では完全にデビルマンを知らない人は置いてけぼり状態。そして最後の最後に意味不明の衝撃展開が。いったい今回のジャックは誰だったのかが自分には理解できませんでした。目の下の刺青とか、どういう意味があったのでしょうか?結局未完な感じで、モヤモヤしたまま次を待つしかないんですかね~
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矢張り投げっぱなしかよ、とは思うが近年の永井豪はこんなもんだから仕方ない。ただ、精一杯捻ったな、とは思う。キングが不動であるなら、ジャックは了なのだろうが、ならゼノン始めデーモン軍がキングに着いて行く
矢張り投げっぱなしかよ、とは思うが近年の永井豪はこんなもんだから仕方ない。ただ、精一杯捻ったな、とは思う。キングが不動であるなら、ジャックは了なのだろうが、ならゼノン始めデーモン軍がキングに着いて行くのは疑問があるので、あれはいっそ「デビルマンではないジャック」なのだと思う事にする。デビルマン不動明の世界崩壊後に造った新たな世界(了不在)を破壊を司るジャックがぶっ壊しに来た、というシンプルな物語なら、一応納得は出来る(矛盾は一杯あるが)。続編物では完全無視の美樹がちゃんと(ヘンだけど)描かれたのは◯。
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