木曜日、彼女は妖怪と浮気する。

木曜日、彼女は妖怪と浮気する。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840127028
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木曜日、彼女は妖怪と浮気する。

  • 著者 オイカワ ショータロー
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840127028

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「木曜日、彼女は妖怪と浮気する。」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タイトル通りのストーリー。責任や決断から逃げ続けて30数年、公務員として平凡な人生を送る男性が、妻が男とラブホテルに入る場面に遭遇。「別れろ」と迫ると、妻はきっぱりと「やだ」。しかも相手の男は只者じゃ…… タイトル通りのストーリー。責任や決断から逃げ続けて30数年、公務員として平凡な人生を送る男性が、妻が男とラブホテルに入る場面に遭遇。「別れろ」と迫ると、妻はきっぱりと「やだ」。しかも相手の男は只者じゃ……というかこの世の者じゃなかった。不倫を題材にした物語には、古くは『源氏物語』から、現代なら『マディソン郡の橋』や『失楽園』など様々あるが、こんなに軽くて罪の薫りがない話もないだろう。トキメキをなくしてしまった後に残るもの。その代わりに大切になるもの。いろんな形があるだろう。でも、さすがにこれは……(笑)。 …続きを読む
    Hideto-S@仮想書店 月舟書房
    2016年01月23日
    82人がナイス!しています
  • ある日、ひょんなことから嫁の浮気現場を目撃した謙一。しかも浮気相手はあろうことか妖怪だという。嫁に別れるように迫るが、別れたくないと言い出し・・。全体的にサラリと読めました。敵前逃亡とは彼の為にあるの ある日、ひょんなことから嫁の浮気現場を目撃した謙一。しかも浮気相手はあろうことか妖怪だという。嫁に別れるように迫るが、別れたくないと言い出し・・。全体的にサラリと読めました。敵前逃亡とは彼の為にあるのではないかと思えるくらい、事あるごとに逃げてばかりいた謙一。そんな彼が今回の件を通じて人として大きく成長できてよかったです。もし二人の間に子どもがいたら・・。薫子は浮気などしなかったかもと思わずにはいられませんでした。★★★ …続きを読む
    うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
    2013年11月20日
    40人がナイス!しています
  • 57点 さて、夫婦にとっての“ちょうどいい” とは。風味はほのぼのながら意外と本質的な大切な「なにか」の話。価値観、環境、年数、依存度にもよるけど大事なのは距離感なのかなとは思う。逃亡体質のだらしがなくて 57点 さて、夫婦にとっての“ちょうどいい” とは。風味はほのぼのながら意外と本質的な大切な「なにか」の話。価値観、環境、年数、依存度にもよるけど大事なのは距離感なのかなとは思う。逃亡体質のだらしがなくて情けない旦那クンのせいなのねそうなのねとはいえ、妖怪とヨメの逢瀬をウォッチした日にゃそりゃツライぜマジで一大事な訳なんですが、設定があまりに突飛すぎると却って気にならないうえサラリと構えずに読めるので、男女のちょうどいいを考えてみるにはこれはこれで案外ちょうどいい本なのかもしれないな。ウィッスッ。……ん? …続きを読む
    ろくでなし@ぐーたら中
    2014年10月29日
    24人がナイス!しています

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