「ロゴスの名はロゴス」感想・レビュー
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言葉の誤用をあげつらう本。大義名分として「ロゴス(言葉)はロゴス(論理) に他ならぬ」を掲げての書名なのだが、ここでいう論理とは歴史的仮名遣いや旧漢字の合理性とか「茶とteaとチャイは同根」的な語源への注目と …続きを読む2020年05月22日11人がナイス!しています
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呉智英を初めて読んだのは、13歳の時であった。それから早くも20年の歳月を経てしまった。久しぶりに手にした呉の知的エッセイ集は中野豪のおかしなイラストとあいまって、とても読みやすくためにもなるのだった。と …続きを読む2014年04月30日5人がナイス!しています
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「『朕が百僚有司の励精、朕が一億衆庶の奉公、各々最善を尽せるに拘わらず戦局必ずしも好転せず…』……と言っているのは、もちろん『朕』なのだから天皇であり、これは一九四五年八月の終戦詔書である。英米の横暴に …続きを読む2023年02月12日3人がナイス!しています