東京新大橋雨中図

東京新大橋雨中図

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1988年11月28日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404015839

東京新大橋雨中図

  • 著者 杉本 章子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1988年11月28日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404015839

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「東京新大橋雨中図」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 杉本さん直木賞受賞作。遅まきながら読んだのだが、もっと早く読むべきだったと思った。杉浦日向子さんのyasujiも良かったがその安治の師匠の小林清親の半生を描く。この浮世絵は見たことがある。光線画という 杉本さん直木賞受賞作。遅まきながら読んだのだが、もっと早く読むべきだったと思った。杉浦日向子さんのyasujiも良かったがその安治の師匠の小林清親の半生を描く。この浮世絵は見たことがある。光線画という名称は初めて聞いた。この作品だけはWEBで実物の絵を見ながら読み進めて本の内容にのめり込んでしまった。文章はうまいし違和感なく当時の世情や出来事も取り入れられ流石の直木賞、文句なし!今年3月に町田市立国際版画美術館で清親展があったことを知り地団太踏んでしまった。超お薦め …続きを読む
    ドナルド@灯れ松明の火
    2016年11月16日
    22人がナイス!しています
  • 明治になり、旧幕臣の親清は生活の為に一度捨てた筆をとる。最後の浮世絵師と言われて光線画を描いた小林親清の半生。実際の絵を見たが、絵の様に余韻のある物語でした。時代の変遷に巻き込まれた人々の逞しくそして 明治になり、旧幕臣の親清は生活の為に一度捨てた筆をとる。最後の浮世絵師と言われて光線画を描いた小林親清の半生。実際の絵を見たが、絵の様に余韻のある物語でした。時代の変遷に巻き込まれた人々の逞しくそして悲しい思いが溢れていました。 …続きを読む
    baba
    2015年09月04日
    21人がナイス!しています
  • 非常に爽やかで晴れやかな読後感。至極普通の元御家人の訳あり嫡男の訳あり過ぎ人生を見事なドラマに仕立てた直木賞受賞作。刊行当時は時代小説から離れ、海外ミステリーや冒険サスペンスに嵌っていた時期で、この傑 非常に爽やかで晴れやかな読後感。至極普通の元御家人の訳あり嫡男の訳あり過ぎ人生を見事なドラマに仕立てた直木賞受賞作。刊行当時は時代小説から離れ、海外ミステリーや冒険サスペンスに嵌っていた時期で、この傑作には全く食指が動かなかった。妻女の性格は不運ではあったが、大体において周囲に恵まれている風に感じるのは主人公が根っからの好人物として描かれているからだろう。それにしても杉本さん、原胤昭がお気に入りだった様ですが、原さん本人に迫った作品は遺さなかったのですかね?興味津々です。 …続きを読む
    サンディK32
    2016年02月14日
    14人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品