遊行に生きた漂泊の僧 一遍 熊野・鎌倉・京都

遊行に生きた漂泊の僧 一遍 熊野・鎌倉・京都

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年12月21日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
144
ISBN:
9784404039507

遊行に生きた漂泊の僧 一遍 熊野・鎌倉・京都

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年12月21日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
144
ISBN:
9784404039507
時宗の僧侶として多くの民衆を救う一遍が、「聖地」への探訪のたびに深まった境地と人生を、豊富な「聖地」現況写真と「一遍上人絵伝」等の絵画資料で紹介します。 時宗の僧侶として多くの民衆を救う一遍が、「聖地」への探訪のたびに深まった境地と人生を、豊富な「聖地」現況写真と「一遍上人絵伝」等の絵画資料で紹介します。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「遊行に生きた漂泊の僧 一遍 熊野・鎌倉・京都」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 徒手空拳だった一遍。彼は遁世門の中の異色の存在であり、衣食住も三悪だと言い放つ。ある母子と熊野詣まで同行していたが、それは自らの業を背負いながら成道を目指したのであり、母子との断絶からは、衆生に救いの 徒手空拳だった一遍。彼は遁世門の中の異色の存在であり、衣食住も三悪だと言い放つ。ある母子と熊野詣まで同行していたが、それは自らの業を背負いながら成道を目指したのであり、母子との断絶からは、衆生に救いの手を差し伸べる遊行を実践した。いわゆる「捨聖」である。浄、不浄を問わず念仏札を配り続ける態度は、次第に衆生に受け入れられる。いや必要な存在とされてくる。悪党が一遍たちを守りぬいた話も面白い。一遍は念仏を通じて時間的にも空間的にも南無阿弥陀仏の世界が永続されることで現世に理想の仏国土を実現することだった。 …続きを読む
    肉尊
    2021年12月16日
    33人がナイス!しています
  • 分かりやすく読みやすい。一遍の人生を知るならお勧めの一冊。 分かりやすく読みやすい。一遍の人生を知るならお勧めの一冊。
    つばな
    2014年11月29日
    0人がナイス!しています

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