富士山 最後の強力・並木宗二郎

富士山 最後の強力・並木宗二郎

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年07月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784404038760
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富士山 最後の強力・並木宗二郎

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年07月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784404038760
幼い3人の子どもを男手一つで育てながら、厳冬の富士山と格闘しつづけた男の引退。それは、背負ってきた仕事と家庭という二つの重荷を下ろすことでもあった。 幼い3人の子どもを男手一つで育てながら、厳冬の富士山と格闘しつづけた男の引退。それは、背負ってきた仕事と家庭という二つの重荷を下ろすことでもあった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「富士山 最後の強力・並木宗二郎」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 冬の富士山を月3回、年6ヶ月、21年間、計378回以上もボッカをやったプロの強力、並木さんの半生記。家族のために登る姿に心打たれる。冒頭、バイトの山野井泰史さんと一緒にボッカするシーンで始まるが、高所 冬の富士山を月3回、年6ヶ月、21年間、計378回以上もボッカをやったプロの強力、並木さんの半生記。家族のために登る姿に心打たれる。冒頭、バイトの山野井泰史さんと一緒にボッカするシーンで始まるが、高所トレーニングの山野井さんと違い、並木さんは金銭のために登る。今まで僕は、日本の猟師、釣師、杣夫は、生活のためと言いながら山を楽しんで登っていると考えていたが、並木さんの山登りはシェルパ族に近い。強力をしないと家族と暮らせないから登っている。娘の失明、妻の自殺。それでも登り続けた並木さんは凄い。 …続きを読む
    むん
    2013年07月31日
    0人がナイス!しています
  • 平成6年に引退した、富士山で最後の強力、並木宗二郎を描いた伝記。労多き並木の人生と、苦難を切り開く精神力に脱帽。平成の時代まで強力が存在したことにも驚いた。 (★★★☆☆) 平成6年に引退した、富士山で最後の強力、並木宗二郎を描いた伝記。労多き並木の人生と、苦難を切り開く精神力に脱帽。平成の時代まで強力が存在したことにも驚いた。 (★★★☆☆)
    yamakujira
    1970年01月01日
    0人がナイス!しています

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