真説 石田三成の生涯

真説 石田三成の生涯

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784404037886

真説 石田三成の生涯

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784404037886
関ヶ原合戦で敗者となった石田三成に歴史は冷たく、学者も作家も家康を讃えてきた。石田三成研究の第一人者が、新史料を元に敗者=悪者説を廃し、三成の復権を果たす一冊。 関ヶ原合戦で敗者となった石田三成に歴史は冷たく、学者も作家も家康を讃えてきた。石田三成研究の第一人者が、新史料を元に敗者=悪者説を廃し、三成の復権を果たす一冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「真説 石田三成の生涯」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 石田三成の汚名を返上すべく根気よく詳細に調査しその生涯を詳らかにしてくれている。ところどころ某の性格上ありえないとか推測が入ってはいるものの、様々な資料から三成姦臣論を退けているのは良い。北政所≠武断 石田三成の汚名を返上すべく根気よく詳細に調査しその生涯を詳らかにしてくれている。ところどころ某の性格上ありえないとか推測が入ってはいるものの、様々な資料から三成姦臣論を退けているのは良い。北政所≠武断派としているのが印象的で、関ヶ原で秀頼が出なかったのは家康を信じた淀君のせいだという。三成が横柄とか姦臣だとそんな人物に殉じる人なんか居やしない。もっと世間一般的に三成の人柄や能力を見なおしてほしいなあと西軍びいきの私は思いました。 …続きを読む
    BIN
    2016年06月26日
    7人がナイス!しています
  • 2009年刊行。著者の白川亨氏は六十歳を過ぎてから石田三成研究を始めたという在野の歴史研究家でして、石田三成の次男の子孫なのだとか。いわゆる「子孫本」の一冊であります。そんな本書のポイントは、従来の通説の 2009年刊行。著者の白川亨氏は六十歳を過ぎてから石田三成研究を始めたという在野の歴史研究家でして、石田三成の次男の子孫なのだとか。いわゆる「子孫本」の一冊であります。そんな本書のポイントは、従来の通説の「北政所=武断派=親家康=反三成」対「淀殿=文治派=親三成=反家康」という構図に疑問を投げかけ、関ヶ原合戦当時の淀殿は三成とは疎遠でむしろ家康と結んでおり、北政所が三成と提携していた……どころか積極的に反家康を画策して三成たちを巻き込んだという「北政所黒幕説」を打ち出してみせたこと! 星4つ。 …続きを読む
    2021年06月23日
    3人がナイス!しています
  • 秀吉英雄化の為に悪役にされた三成。とりあえず読み終わった感想の第一は三成はとてつもなく忙しかったんだな。なにせ、三成讒言説のアリバイが別の場所で検地で、暇はないといったあたりが憐れを感じる。しかも、浪 秀吉英雄化の為に悪役にされた三成。とりあえず読み終わった感想の第一は三成はとてつもなく忙しかったんだな。なにせ、三成讒言説のアリバイが別の場所で検地で、暇はないといったあたりが憐れを感じる。しかも、浪人した人々を多く雇いいれ、特に一族抹殺された秀次の娘を幸村に預けていたりと余計に仕事が増えている様。子孫特有の決めつけかあるが、資料を丹念に読みといて書かれているスタイルは信用できる。三成の子供たちがほとんど迫害されず、諸公の中で混じっていったのを初めて知った。石田三成の苦労がよくわかった一冊。 …続きを読む
    なつきネコ@中の人だよ!
    2017年07月27日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品