忠臣蔵のことが面白いほどわかる本

忠臣蔵のことが面白いほどわかる本

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年12月14日
判型:
A5判
ページ数:
288
ISBN:
9784806119234

忠臣蔵のことが面白いほどわかる本

  • 著者 山本 博文
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年12月14日
判型:
A5判
ページ数:
288
ISBN:
9784806119234
本物の侍さえ憧れたサムライのドラマを、確かな史料に基づき最も事実に近い姿にあぶり出したのが本書。著者独自の新しい考証や異説も紹介。討入りの背景となる武士の思想やメンタリティが見える! 本物の侍さえ憧れたサムライのドラマを、確かな史料に基づき最も事実に近い姿にあぶり出したのが本書。著者独自の新しい考証や異説も紹介。討入りの背景となる武士の思想やメンタリティが見える!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「忠臣蔵のことが面白いほどわかる本」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古書店にて発見し積読。で、この季節がまた巡ってきて…<(_ _)>改めて読んでみますと…後世に脚色(どころか虚実ないまぜで付け加えられた物語のなんと多いことでしょう!)された「忠臣蔵」とは異なり史料・史実(『江赤 古書店にて発見し積読。で、この季節がまた巡ってきて…<(_ _)>改めて読んでみますと…後世に脚色(どころか虚実ないまぜで付け加えられた物語のなんと多いことでしょう!)された「忠臣蔵」とは異なり史料・史実(『江赤見聞記』や義士の書いた手紙等々)に即した内容で対話形式にて初心者向けに上手く説明してくれています。所謂「義士」なのか今でいうところの「テロ事件」なのか、当時から今現在まで議論が絶えない本件。現代人の私達がそもそも当時の武士達のメンタリティを理解できるのかといったら些か疑問なしとはしせんけれども…→ …続きを読む
    もんらっしぇ
    2023年12月14日
    78人がナイス!しています
  • 【S】2003年刊。東大史料編纂所の山本先生とウサギのモコちゃんの会話で、史実としての忠臣蔵(赤穂事件)に迫る。信頼できる資料(『江赤見聞記』や義士の書いた手紙など)を元に、松の廊下の事件から吉良邸への討入り 【S】2003年刊。東大史料編纂所の山本先生とウサギのモコちゃんの会話で、史実としての忠臣蔵(赤穂事件)に迫る。信頼できる資料(『江赤見聞記』や義士の書いた手紙など)を元に、松の廊下の事件から吉良邸への討入り、そして義士の切腹までを丹念に辿っていく。江戸開府から百年も過ぎた元禄の太平の世でも、まだもののふの気風―武士の一分―が残っていたことがこの事件の核心であり、現在でも語り継がれる理由なのだと思う。当時の藩士の給与事情や、切腹の作法などの周辺知識も興味深い。義挙か、徒党による老人殺しか、評価は別れる。 …続きを読む
    村上春巻
    2023年11月30日
    21人がナイス!しています
  • 夢枕獏著「大江戸釣客伝」を読んだら、吉良上野介の描かれ方がドラマと異なる人に思えたので、人物像を修正するつもりで「確かな史料に基づい」ている本書を読んでみたが、やっぱり内匠頭にしてみれば「イヤな奴」だ 夢枕獏著「大江戸釣客伝」を読んだら、吉良上野介の描かれ方がドラマと異なる人に思えたので、人物像を修正するつもりで「確かな史料に基づい」ている本書を読んでみたが、やっぱり内匠頭にしてみれば「イヤな奴」だったようだ。切りつけられても殿中であることを弁える上野介は61歳。家庭にあっては婿思いの良き義父だった、ということか。人はいくつか顔があるからね。それにしても内匠頭。もう若造でもないいい歳の35、饗応役の特別な日、しかも殿中そんなことをしたらお家断絶、家臣はどーなるってブレーキかからん?ま、人の事は言えんが。 …続きを読む
    blue-brass
    2025年01月17日
    3人がナイス!しています

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