イカロスの流星

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年09月25日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784041004807
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イカロスの流星

  • 著者 なかにし 礼
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年09月25日
判型:
文庫判
ページ数:
512
ISBN:
9784041004807

華やかで貪欲だった「昭和」を駆け抜けた男の物語。

昭和30年代、黎明期のテレビ業界に現れた男は、その天才的センスで手がける音楽番組を全てヒットに導き、スターを生み出し、黄金期を築く。破天荒な敏腕プロデューサーを生んだ時代を描くエンタメ大河小説! 昭和30年代、黎明期のテレビ業界に現れた男は、その天才的センスで手がける音楽番組を全てヒットに導き、スターを生み出し、黄金期を築く。破天荒な敏腕プロデューサーを生んだ時代を描くエンタメ大河小説!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「イカロスの流星」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「なかにし礼」さんの作品を読みたくなって購入しました。文庫版の前は「世界は俺が回している」というタイトルだったようで、音楽プロデューサーとして成功を収めた渡辺正文氏の物語です。人生で大きな成功を得るに 「なかにし礼」さんの作品を読みたくなって購入しました。文庫版の前は「世界は俺が回している」というタイトルだったようで、音楽プロデューサーとして成功を収めた渡辺正文氏の物語です。人生で大きな成功を得るには、その人の才能や運もあるでしょうが、それを最大限に生かすための執念とエネルギーなのだなぁと感じました。それこそ寝食を忘れてのめり込めるような集中力が、成功へとつながるのではないでしょうか。業界柄、パーティ、折衝、金、酒、女などにも手を抜かない男の生きざまが、ある意味では気味悪く思えました。 …続きを読む
    みん
    2025年09月19日
    2人がナイス!しています
  • 伝説のTBSプロデューサーの仕事ぶりを実名で描く長編小説。「誠実」「配慮」「愛情」「妥協」といった言葉とは無縁の、実力だけの真っ向勝負の人生。傍若無人な立ち振る舞い、女を取っ替え引っ替え、究極の自分勝手 伝説のTBSプロデューサーの仕事ぶりを実名で描く長編小説。「誠実」「配慮」「愛情」「妥協」といった言葉とは無縁の、実力だけの真っ向勝負の人生。傍若無人な立ち振る舞い、女を取っ替え引っ替え、究極の自分勝手。これを大嫌いな人はもちろん居ることでしょう。ただ、実力勝負の世界に身を置くものとしては、強烈な個性・一切妥協しようとしないスタイル・相手をねじ伏せる豪腕に憧れずにはいられません。自分の感性に絶対の価値を見出しているからこそ、相手に対して絶対に譲らない。スパイスの効きまくった、非常に刺激的な一冊でした。 …続きを読む
    まっっは
    2016年02月12日
    2人がナイス!しています
  • テレビ黎明期の熱気は伝わってきますが、モデルとなるプロデューサーは、どうしても好きになれない。彼らがいたからこそのテレビの普及かもしれないが、彼らの無秩序が今の衰退を予見していたのかもしれない。 読後 テレビ黎明期の熱気は伝わってきますが、モデルとなるプロデューサーは、どうしても好きになれない。彼らがいたからこそのテレビの普及かもしれないが、彼らの無秩序が今の衰退を予見していたのかもしれない。 読後感の悪い小説でした。 …続きを読む
    fwhd8325
    2014年05月14日
    2人がナイス!しています

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