- 著者 辻原 登
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041000274
翔べ麒麟(下)
- 著者 辻原 登
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041000274
陰謀と謀反唐亡国の危機に、日本人文官・阿倍仲麻呂は対決をいどむ。
日本と唐、警察権力を握る楊国忠、兵馬の大権を持つ安録山、そして日本人文官、朝衡、楊貴妃に溺れる老皇帝玄宗。それぞれの思惑が錯綜する中、玄宗皇帝の近衛兵となった真幸の運命は--。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「翔べ麒麟(下)」感想・レビュー
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玄宗皇帝の老いらくの恋と安史の乱に戦々恐々としながらも、遣唐使一行は鑑真の日本招聘と阿倍仲麻呂の帰国願いに奔走する。華やかさ、頽廃的な雰囲気と風雲急を告げる戦の足音と、唐末期の雰囲気を肌で感じられる楽 …続きを読む2016年03月26日53人がナイス!しています
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史実と物語が一緒になっているので、読みにくい人もいるのでしょうが、私はエンターテイメントと割り切ってその中に史実に出てくる人もいるということで楽しんでいます。夢枕さんの空海や陰陽師などと同じと割り切っ …続きを読む2014年07月30日25人がナイス!しています
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阿倍仲麻呂の唐での活躍を、やや日本人目線で語る話は少ない。架空の人物が活躍し、フィクションもかなり入っているが、うまく史実に溶け込ませている。阿倍仲麻呂の「あまのはら・・」や、杜甫の「国破れて山河あり …続きを読む2018年08月07日15人がナイス!しています