詩人・井上靖 若き日の叙情と文学の原点

詩人・井上靖 若き日の叙情と文学の原点

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年09月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
160
ISBN:
9784046537300

詩人・井上靖 若き日の叙情と文学の原点

  • 著者 藤澤 全
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年09月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
160
ISBN:
9784046537300

昭和を代表する文豪 井上靖。彼の文学活動の原点は「詩」であった…

ノーベル文学賞候補にもなった大小説家、井上靖。彼には、学生時代より詩を書き続けて多くの作品を残し、小説の糧にしていた事実が存在する。そんな靖の詩篇から、注目作品を選んで解説。詩人としての靖に迫る。 ノーベル文学賞候補にもなった大小説家、井上靖。彼には、学生時代より詩を書き続けて多くの作品を残し、小説の糧にしていた事実が存在する。そんな靖の詩篇から、注目作品を選んで解説。詩人としての靖に迫る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「詩人・井上靖 若き日の叙情と文学の原点」感想・レビュー
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  • 井上靖さんの詩人人生を、主に小説との繋がりから説明したもの。国内外の文学作品だけでなく映画や音楽からも影響を受けていたという井上靖さんの柔軟な感受性に驚く。詩の紹介が殆ど時系列だったため、作風の変化が 井上靖さんの詩人人生を、主に小説との繋がりから説明したもの。国内外の文学作品だけでなく映画や音楽からも影響を受けていたという井上靖さんの柔軟な感受性に驚く。詩の紹介が殆ど時系列だったため、作風の変化が分かりやすくて素人目にも楽しめた。中でも詩と小説がリンクする「猟銃」は、銃を持つ男への敬虔の念が伝わってきて妙な現実味を帯びていた。また、エッセイでは彼の創作に大きな影響を与えた映画を見終えて外に出た時「雪の細片が舞い落ちていたのを今も鮮やかに覚えている」と綴っている。これは金沢での四高生時代の出来事で→ …続きを読む
    2021年06月23日
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