フリードリヒへの旅

フリードリヒへの旅

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年09月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047021433
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フリードリヒへの旅

  • 著者 小笠原 洋子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年09月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047021433

その崇高な美はどこからくるのか。フリードリヒの芸術と生涯を追い求める。

風景を素材とした内省的で静謐な崇高の美を謳うドイツ・ロマン主義の画家フリードリヒ。その作品を訪ね歩き、モチーフとなった現場に立ち、重なり合う共感をベースとして、画家の足跡と芸術性を描き出す。 風景を素材とした内省的で静謐な崇高の美を謳うドイツ・ロマン主義の画家フリードリヒ。その作品を訪ね歩き、モチーフとなった現場に立ち、重なり合う共感をベースとして、画家の足跡と芸術性を描き出す。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「フリードリヒへの旅」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【内省的で静謐な美を謳う風景画家・フリードリヒ】美術エッセイストが、<フリードリヒの研究書や評伝というより、この画家の絵を観るたび溢れる共感を、懸命に文字に伝えよう>と、その作品群を訪ね歩き、モチーフ 【内省的で静謐な美を謳う風景画家・フリードリヒ】美術エッセイストが、<フリードリヒの研究書や評伝というより、この画家の絵を観るたび溢れる共感を、懸命に文字に伝えよう>と、その作品群を訪ね歩き、モチーフとなった現場に立ち、画家の足跡と芸術性を描き出す。カラー口絵2点は「樫の木の修道院」「海辺の僧侶」。本編に白黒作品図版多数。巻末に参考文献と略年譜。わたしが画家を知ったのは、半世紀前雑誌に載った「海辺の僧侶」で、以来一番好きな画家となった。著者にとっては、「樫の木の修道院」を画集にて見つけたのが出会いだと。⇒ …続きを読む
    ネギっ子gen
    2023年04月12日
    52人がナイス!しています
  • カスパー・ダーウィド・フリードリヒの評伝。前から気になっていた画家。ちょくちょく筆者の個人的旅行の回想も交じりますが、フリードリヒの生涯について最低限の知識は得られます。一見ただの風景画の様で、実は作 カスパー・ダーウィド・フリードリヒの評伝。前から気になっていた画家。ちょくちょく筆者の個人的旅行の回想も交じりますが、フリードリヒの生涯について最低限の知識は得られます。一見ただの風景画の様で、実は作者内面の心情を発露した「結果」であり、窓の桟=十字架の暗示、という指摘は面白く思えました。いわゆるロマン主義、ドイツ表現主義の走りに当たる画家でしょうか。個人的には何や知らんけど、東山魁夷の画と相通ずる気がしました。 …続きを読む
    Jirgambi
    2020年09月10日
    1人がナイス!しています
  • 評伝  ドイツロマン派 焼失画が多い。 評伝  ドイツロマン派 焼失画が多い。
    メルセ・ひすい
    2009年11月29日
    1人がナイス!しています

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