新古今集 後鳥羽院と定家の時代

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年12月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784047034815
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新古今集 後鳥羽院と定家の時代

  • 著者 田渕 句美子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年12月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784047034815

後鳥羽21歳、定家39歳。強烈な個性がぶつかり合う時代の熱い息吹に迫る

〈目次〉
第一章 新古今時代の前夜
第二章 後鳥羽院歌壇始まる
第三章 女性歌人たちの活躍
第四章 『新古今和歌集』撰ばれる
第五章 後鳥羽院歌壇の隆盛
第六章 『新古今和歌集』の改訂と完成
第七章 帝王が支配する宮廷と文化
第八章 歌壇からはじかれた人々の開花
第九章 新古今歌壇の夕映
第十章 流謫の上皇
第十一章 都に生きる定家
第十二章 終焉と再生と
主要参考文献
あとがき
〈目次〉
第一章 新古今時代の前夜
第二章 後鳥羽院歌壇始まる
第三章 女性歌人たちの活躍
第四章 『新古今和歌集』撰ばれる
第五章 後鳥羽院歌壇の隆盛
第六章 『新古今和歌集』の改訂と完成
第七章 帝王が支配する宮廷と文化
第八章 歌壇からはじかれた人々の開花
第九章 新古今歌壇の夕映
第十章 流謫の上皇
第十一章 都に生きる定家
第十二章 終焉と再生と
主要参考文献
あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「新古今集 後鳥羽院と定家の時代」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 通読しただけで感想を書く段階ではなくなのですが、院も定家もガンコ者でしかも美意識の固まり。新古今集が面白いのは当然かもしれません。載っている歌人も興味深い面々ですが、本書では時流に乗れなかった歌人にも 通読しただけで感想を書く段階ではなくなのですが、院も定家もガンコ者でしかも美意識の固まり。新古今集が面白いのは当然かもしれません。載っている歌人も興味深い面々ですが、本書では時流に乗れなかった歌人にも言及されているので勉強になりました。 …続きを読む
    はちてん
    2015年02月06日
    28人がナイス!しています
  • 新古今集が成立した背景、時代、関わった人々を、後鳥羽院と藤原定家という二人の人物を軸にして分かりやすく解説する本書は史実のドラマチックさも相まって大河ドラマのように大きくうねり展開してゆく。資料引用の 新古今集が成立した背景、時代、関わった人々を、後鳥羽院と藤原定家という二人の人物を軸にして分かりやすく解説する本書は史実のドラマチックさも相まって大河ドラマのように大きくうねり展開してゆく。資料引用の際に、原文の後に親切な訳を載せてくれるので読みやすかった。日本史でいえば鎌倉時代、武家政権が成立したからといって王権が消えてしまうわけがなく、そういうなかで天皇を中心に文化を隆盛させることには、現代で想像しきれない意味があったのだろう。人々の華やぎが読んでいる私にまで移って熱に浮かされたような気持ちになった。 …続きを読む
    かな
    2019年11月26日
    5人がナイス!しています
  • 細かな事実や近年の学説を丹念に追いながらも、読み物として面白いという奇跡のバランスの本。和歌に目覚めた後鳥羽院の熱、正治初度百首で一晩にして院の評価を得た定家の興奮、和歌所の活気。それらの空気が伝わる 細かな事実や近年の学説を丹念に追いながらも、読み物として面白いという奇跡のバランスの本。和歌に目覚めた後鳥羽院の熱、正治初度百首で一晩にして院の評価を得た定家の興奮、和歌所の活気。それらの空気が伝わる文章だ。ところで、遠島に流された上皇といえば、日本三大怨霊の崇徳院のイメージがあるけれど、後鳥羽院の隠岐での暮らしはそれと大きく違ったようだ。寂しいなかにあって矜持や文化を失わず、京とのやり取りもあり、遠島御歌合なる誌上歌合も企画されていた。新古今和歌集の再編を始めたのが、帰京が絶望視された頃なのだなぁ。 …続きを読む
    吉田裕子
    2021年05月08日
    4人がナイス!しています

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