Zの悲劇

Zの悲劇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784042507178
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Zの悲劇

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784042507178

ペイシェンス、登場! レーンとのコンビで冴える名推理!

黒い噂のある上院議員が刺殺され刑務所を出所したばかりの男に死刑判決が下されるが、彼は無実を訴える。サム元警視の娘で鋭い推理の冴えを見せるペイシェンスとレーンは、真犯人をあげることができるのか? 黒い噂のある上院議員が刺殺され刑務所を出所したばかりの男に死刑判決が下されるが、彼は無実を訴える。サム元警視の娘で鋭い推理の冴えを見せるペイシェンスとレーンは、真犯人をあげることができるのか?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「Zの悲劇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 改めて読むと、一作ごとにレーンの変化が激しい。ラストの推理に関しては綺麗に纏まっており、読みごたえはあるが、私自身が左利きという事もあって、利き腕を根拠に構築する推理に懐疑的なので、イマイチ乗れないと 改めて読むと、一作ごとにレーンの変化が激しい。ラストの推理に関しては綺麗に纏まっており、読みごたえはあるが、私自身が左利きという事もあって、利き腕を根拠に構築する推理に懐疑的なので、イマイチ乗れないというのが正直なところ(私は普段、左腕に腕時計をするし、利き足に関してもサッカーボールは右足で蹴っていた)。作品のノリが冒険小説風でもあり、先の二作品が格式高い本格系であった事がこの作品にとっては悲劇。レーンの行動は怪しさ満点なので、そこをもっと強調した作品に仕上げて欲しかったという、身勝手な要求をしたくなる。 …続きを読む
    W-G
    2016年09月23日
    335人がナイス!しています
  • ★★★★☆ クイーンの悲劇シリーズ3作目。 あのレーンが老いてしまっているのが悲しい。 その分、若く魅力的なペイシェンス嬢が主役として活躍するのだが、やや危なっかしい上に推理力も物足りない。 まぁ、前の2作が ★★★★☆ クイーンの悲劇シリーズ3作目。 あのレーンが老いてしまっているのが悲しい。 その分、若く魅力的なペイシェンス嬢が主役として活躍するのだが、やや危なっかしい上に推理力も物足りない。 まぁ、前の2作が名作過ぎるので物足りなく感じるものの、本格推理に活劇と恋愛の要素を加えてエンタメ色を強めているのは好印象。 それに論理の極致ともいえる緻密な推理が語られる種明かしシーンは鳥肌もの。 ただ動機が陳腐なんだよなぁ…そのためなのか、あまり記憶に残らない作品となってしまっているのが残念。 …続きを読む
    Kircheis
    2019年09月30日
    184人がナイス!しています
  • まず前作『Y』から10年後という設定に驚いた!今作はサム元警視の娘パティによる女探偵一人称で描かれる異色作。確かにレーンの登場少なく衰弱や失態を目にするのは寂しいものの、個人的には思わせぶりを厭わず猪突 まず前作『Y』から10年後という設定に驚いた!今作はサム元警視の娘パティによる女探偵一人称で描かれる異色作。確かにレーンの登場少なく衰弱や失態を目にするのは寂しいものの、個人的には思わせぶりを厭わず猪突猛進に思考を披露してくれる展開は好みだった(笑)憐れな人物へ罪を被せる誘導や明らかな罠に嵌められた疑いを、理論武装はほぼ固まったものの物証が上がらない葛藤…浅はかさ極まる多勢にイラつきながら、迫り来るタイムリミットへ緊迫度は増すばかり!ラストでの老練真打ちによる消去法でのバッサリ解決に感じる爽快さはサスガ! …続きを読む
    nobby
    2022年09月09日
    134人がナイス!しています

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