和本の海へ 豊饒の江戸文化

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年02月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047034365

和本の海へ 豊饒の江戸文化

  • 著者 中野 三敏
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2009年02月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
248
ISBN:
9784047034365

活字本とは一味違う和本の世界。江戸時代の文化の豊かさに触れ、楽しむ本。

江戸の武士から庶民までの生活を、人々の愛用した和本から読み解く。江戸文化の様々な局面を、動物、易占、言葉遊び、印譜、春本、武家作法などの和本から照射し、豊かな江戸を見つめ直す格好の案内書。

〈目次〉
和本の海へ

凡例
生き物(一)──『霊象貢珍記』など
   (二)──『養鼠玉のかけはし』など
見立て生花(一)──『挿花古実化』
     (二)──『見立花のお江戸』

通俗易占書(一)──指紋占い『〓三十二相』
     (二)──宝くじ必勝法『富札買様秘伝』
博奕(一)──サイコロ博奕『博奕教止秘伝書』
  (二)──花札『美よし野』
見本帖(一)──『小紋帖』(仮題)
   (二)──『諸色染手鑑』
言葉遊び(一)──「鈍字画」「風流絵合せ」など
    (二)──『連々呼式』
戯作(一)──色摺り戯作『遊子戯語』
  (二)──赤本『松の後』
遊里案内(一)──遊女評判記『姿摸嗜茂草』
    (二)──岡場所細見『おみなめし』など
諸職(一)──大工用語集『紙上蜃気』
  (二)──『〓好事職人尽』「職人誓詞」
食餌(一)──『和歌食物本草』
  (二)──『便用謡』『臨時客応接』
武家作法(一)──「波智盃豆腐」
    (二)──辻番心得書『異扱要覧』
人名録(一)──『家雅見種』
   (二)──「〓江戸方角分」
印譜(一)──『一刀万象』
  (二)──『日本麦酒集』
邦人法帖(一)──『詩仏苦吟帖』
    (二)──『三十六峰山陽外史遺墨』
書画展観目録(一)──『赤松居展観図録』
      (二)──『南可亭書画展観目録 乙亥』
画譜(一)──『蒲桃画譜』
  (二)──文晁『画学叢書』
寿会詩集(一)──歳旦詩集『三元彩毫』
    (二)──『東都嘉慶花宴集稿』
狂詩(一)──『図惚先生詩集』
  (二)──『一部詩集』
わ印(一)──『開巻斂咲』
  (二)──『春窓秘事』
写本(一)──「牛渚唱和集」
  (二)──「秘談抄」
自筆稿本(一)──「蒼海一滴集」
    (二)──「淇園三筆」

附録
『國書總目録』の使い勝手
『〓江戸出版書目』
『国会図書館・目録』
『日本小説書目年表』
書目年表類のさまざま

作後贅言

書名索引
  • ニコニコカドカワ祭り2021
    ニコニコカドカワ祭り2021

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「和本の海へ 豊饒の江戸文化」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『江戸の板本』でも思ったが、とにかく文章がいい。そして書物愛がいい。和本の豊穣の海を自由に泳ぎ回る筆者を、ああ楽しそうだなあと浅瀬に立って眺めているような。象の話、鼠の話、遊里の品定め、食の話、印譜、 『江戸の板本』でも思ったが、とにかく文章がいい。そして書物愛がいい。和本の豊穣の海を自由に泳ぎ回る筆者を、ああ楽しそうだなあと浅瀬に立って眺めているような。象の話、鼠の話、遊里の品定め、食の話、印譜、わ印、武家作法。1話1話は短いが、その分バラエティに富んでいて、ソフトカバーの手軽さもあって、通勤中に空き時間に気楽に楽しめるのが嬉しい。ラストには附録として、和本の海にダイブするための手引き書を収める。こっちにおいでよ、という氏の声が聞こえる。まだ間に合うだろうか、という不安を通奏低音のように響かせながら。 …続きを読む
    きさらぎ
    2016年08月18日
    4人がナイス!しています
  • 中野先生二冊目読了。こちらは江戸期の和本、それも希少本の紹介。何でも有りの江戸出版物ならびに中野先生の蘊蓄ひけらかし本である。まあ、軽快な語り口で嫌みさは薄まりますが。 いろんな分野の和本が紹介されて 中野先生二冊目読了。こちらは江戸期の和本、それも希少本の紹介。何でも有りの江戸出版物ならびに中野先生の蘊蓄ひけらかし本である。まあ、軽快な語り口で嫌みさは薄まりますが。 いろんな分野の和本が紹介されているので、自分の興味があるところだけ読み散らかそうと思ったが、ほとんどが興味のある分野なので已んぬる哉であります。 …続きを読む
    Kazuhisa Hirao
    2012年01月15日
    1人がナイス!しています
  • 鼠の飼い方、指紋占い、博打指南、春本。江戸時代の和本の海は確かに豊穣だ。学問が西洋化することで失われた「和本リテラシー」(変体仮名と草書体漢字)の復権が必要という著者の主張には大きく頷く。でも、意外と 鼠の飼い方、指紋占い、博打指南、春本。江戸時代の和本の海は確かに豊穣だ。学問が西洋化することで失われた「和本リテラシー」(変体仮名と草書体漢字)の復権が必要という著者の主張には大きく頷く。でも、意外と後半が辛かった。印譜とか法帖とか、おそらく著者が一番面白いと思っているジャンルにはなかなか興味がいかない。まだまだ教養の浅いワタクシでした。 …続きを読む
    Wataru Hoshii
    2010年02月26日
    1人がナイス!しています

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