ある永遠の序奏 青春の反逆と死

ある永遠の序奏 青春の反逆と死

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041337028
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ある永遠の序奏 青春の反逆と死

  • 著者 大宅 歩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041337028

夭折の天才が遺した、透明な哀しみ

幼い頃から学問や文学に早熟の才を示した著者が、33歳で夭折するまで、愛用のノートに残した数多くの詩と思索の結晶。人間や社会に対するシニシズムと反逆の姿勢と、その底に湛えられた純粋な魂。 幼い頃から学問や文学に早熟の才を示した著者が、33歳で夭折するまで、愛用のノートに残した数多くの詩と思索の結晶。人間や社会に対するシニシズムと反逆の姿勢と、その底に湛えられた純粋な魂。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ある永遠の序奏 青春の反逆と死」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「だが、私は静かに、人間のみじめさについて考え続けなければならない。ここに、弱さを与えられた、人間の最大の反抗があるのだ」若き折に身体に病苦を抱え、常に背後に死を意識しながらも、その孤独や虚無と向き合 「だが、私は静かに、人間のみじめさについて考え続けなければならない。ここに、弱さを与えられた、人間の最大の反抗があるのだ」若き折に身体に病苦を抱え、常に背後に死を意識しながらも、その孤独や虚無と向き合い続け、藻掻き、そして三十余にして早世するまでに紡がれた言葉。若年にして洗練されており、青くありながらも生と死の深淵がその奥底に厳然と開いている。読んでいる内に苦しくなる本は久しぶりだった。それほど真に迫るものがこれに収められた詩やアフォリズムにはある。紛れもない、「青春」の書だ。 …続きを読む
    東京湾
    2020年03月08日
    9人がナイス!しています
  • 35年くらい前、初版が出たときに読みました。 30年以上、読まずにきて、再販されたのを知り、書庫の奥からひっぱりだしてみました。 著者が遺稿を掲載しはじめた年齢の頃、自分が読んでいたときの印象と、 今 35年くらい前、初版が出たときに読みました。 30年以上、読まずにきて、再販されたのを知り、書庫の奥からひっぱりだしてみました。 著者が遺稿を掲載しはじめた年齢の頃、自分が読んでいたときの印象と、 今、読み直した印象が全く異なりました。 当時は、本人の目で、現在はその父親の目で見ていることに気が付きました。 詩が持つ力が、どれだけ伝わるかは分かりません。 ある重みのある詩集と解説と理解しました。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2009年05月07日
    2人がナイス!しています
  • 高校時代の愛読書でした。鋭さと温かみと、冷静さと熱情と、青さがなんとも好きで、共感したみたいです。 高校時代の愛読書でした。鋭さと温かみと、冷静さと熱情と、青さがなんとも好きで、共感したみたいです。
    まりにゃ
    2013年02月24日
    2人がナイス!しています

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