歌集 ぼんやりしているうちに 21世紀歌人シリーズ

歌集 ぼんやりしているうちに 21世紀歌人シリーズ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年12月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
226
ISBN:
9784046218308

歌集 ぼんやりしているうちに 21世紀歌人シリーズ

  • 著者 永田 紅
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年12月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
226
ISBN:
9784046218308

ぼんやりと過ごして逃すものもあれば、やってくる幸運もあるだろう。

大学院生として過ごした京都での日々、研究員として働く東京での暮らし。一つの時代が終わり、そして始まる。区切りの505首。 大学院生として過ごした京都での日々、研究員として働く東京での暮らし。一つの時代が終わり、そして始まる。区切りの505首。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 ぼんやりしているうちに 21世紀歌人シリーズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 試験管のアルミの蓋をぶちまけて じゃん・ばるじゃんと洗う週末・塗り箸にうどんは逃げてゆくばかり記憶違いのことあげつらう・干からびし1・DAY ACUVUE青色の濃くなりたるをぱりぱり壊す・抗体用のウサギに草を食 試験管のアルミの蓋をぶちまけて じゃん・ばるじゃんと洗う週末・塗り箸にうどんは逃げてゆくばかり記憶違いのことあげつらう・干からびし1・DAY ACUVUE青色の濃くなりたるをぱりぱり壊す・抗体用のウサギに草を食ませいき戻らぬ日々とはこういうことだ・無伴奏聞きて過ごしし冬のことメタセコイアの散り残りたる・椅子にもたれ椅子を回せる数秒のあらば 思えよあの夏のわれら・・黒ねずみ白ねずみどれもかわゆしとページを繰ればうさぎへとつづく・やあ、と手をふり始まれる立ち話二階の窓より見下ろしていつ …続きを読む
    太田青磁
    2017年08月30日
    15人がナイス!しています
  • 第三歌集。この時点で短歌生活20年とのこと。「海月には海月の水が満ちている泡立ちもせず 睡りは好きか」「かくて日は夕刻となりガラス戸のテープの跡が目立ちはじめぬ」「逃げていれば逃げ切れることもありなむと 第三歌集。この時点で短歌生活20年とのこと。「海月には海月の水が満ちている泡立ちもせず 睡りは好きか」「かくて日は夕刻となりガラス戸のテープの跡が目立ちはじめぬ」「逃げていれば逃げ切れることもありなむとただぼんやりと木を見て過ぎき」 …続きを読む
    双海(ふたみ)
    2023年09月28日
    8人がナイス!しています
  • 上手いのだがどうしても全体的に淡白なので印象が薄い。 上手いのだがどうしても全体的に淡白なので印象が薄い。
    すずき
    2015年09月11日
    3人がナイス!しています

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