- 著者 観世 寿夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044080013
心より心に伝ふる花
- 著者 観世 寿夫
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044080013
演劇としての能楽に無限の可能性を追求し続けた天才能楽師の情熱!
稀代の天才能役者・観世寿夫が、最期の病床で綴ったエッセイ。自身の経験を通して語られる能の奥深さと面白さが、能の真髄に迫る! 世阿弥の志向した芸を継承し、実現しようとする情熱にあふれた入門書。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「心より心に伝ふる花」感想・レビュー
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花の舞う舞台を大量にの花で飾り客を魅了するのもいいがシンプルな舞台でそこに無いのに「在る」かのごとく魅せる究極の芸を世阿弥は求めたのか。真似る、成りきる演技では人の心は動かない。全身全霊何かが乗り移っ …続きを読む2022年08月16日7人がナイス!しています
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演者の側からの世阿弥解釈はとても興味深い。しかも本来なら能楽界のアウトサイダーと言うより本流だと思われるが、アウトサイダー的存在だった著者の語り口は客観的でしかも重みがある。本物の芸を持った人が本物の …続きを読む2010年02月25日4人がナイス!しています
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能の故観世寿夫師が、世阿弥の書や演目についての解釈を中心に、能の様々な側面を語ったエッセイ集。演者・指導者としての経験に基づく解説は貴重で、能を観る方にはお勧めしたい良書です。特に私は、著者が能という …続きを読む2016年04月29日3人がナイス!しています