琉球の歴史と文化 『おもろさうし』の世界

琉球の歴史と文化 『おもろさうし』の世界

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年11月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
274
ISBN:
9784047034129
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琉球の歴史と文化 『おもろさうし』の世界

  • 編者 波照間 永吉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年11月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
274
ISBN:
9784047034129

オモロは琉球文化の宝庫。沖縄の豊かな宇宙が広がる。

沖縄文化研究のバイブル、『おもろさうし』に収録されたオモロの背景・思想を読み解くことは、古い時代の琉球を知る第一歩。考古学・歴史学・民俗学・言語学など、さまざまな角度から琉球文化に迫る。

〈目次〉
はじめに
第一章 『おもろさうし』への誘い……波照間永吉
  一 「おもろさうし」への誘い
  二 「おもろさうし」という文献
  三 オモロの形と『おもろさうし』の記載法
  四 オモロ本文の復元をめぐって
第二章 『おもろさうし』から何を読みとるか……波照間永吉
  一 古琉球という時代
  二 オモロにみる地域関係
  三 民俗社会とオモロ
  四 他界観とオモロ
第三章 考古学から『おもろさうし』を読む……安里 進
  はじめに
  一 首里以前の王都うらおそい
  二 まきよ・てだ・稲福遺跡群
  おわりに
第四章 大交易時代とオモロそしてヒキ……高倉倉吉
    はじめに
  一 歴史研究と『おもろさうし』
  二 喜界島に残る辞令書
  三 オモロに見る船舶名
  四 辞令書にみる海船の名前
  五 ヒキという組織のイメージ
  むすびにかえて
第五章 琉球国における海運と航海守護神信仰……豊見山和行
    ──『おもろさうし』を読むための一前提──
  一 那覇港内外における船舶
  二 王国末期の船舶数と規模
  三 神出現表現の二類型
  四 垂直移動型の出現表現の特徴
  五 水平移動型の出現表現の特徴
  六 『おもろさうし』の神出現表現の語るもの
第七章 久高島の祭祀と歌謡……赤嶺政信
    ──テーラーガーミとヨーカビー──
  はじめに
  一 テーラーガーミ
  二 ヨーカビー
第八章 オモロ語要説……高橋俊三
  はじめに
  一 音韻
  二 文法
  三 語彙
第九章 『おもろさうし』の比喩表現……波照間永吉
  はじめに
  一 オモロの直喩
  二 『おもろさうし』の暗喩
  三 『おもろさうし』の象徴表現と比喩表現
    四 『おもろさうし』の比喩表現の特徴
第十章 オモロ鑑賞……波照間永吉
  勝連の国(巻十六─一一三三)
  東方に向かて(巻二─四二)
  伊祖の戦思い(巻十五─一〇六九)
  堂井泉美(巻二十一─一四七九=巻十一─五九二)
  海は親物(巻十五─一一〇〇)
  煽り傘立つシマ(巻十九─一三二二=巻二十─一三八五)
  隼鳥の船(巻十三─九一九)
  世添いの御腰(巻二十─一三三五)
    ガサスの若太陽(巻二十一─一四二八)
『おもろさうし』を読むための参考文献
執筆者紹介
沖縄文化研究のバイブル、『おもろさうし』に収録されたオモロの背景・思想を読み解くことは、古い時代の琉球を知る第一歩。考古学・歴史学・民俗学・言語学など、さまざまな角度から琉球文化に迫る。

〈目次〉
はじめに
第一章 『おもろさうし』への誘い……波照間永吉
  一 「おもろさうし」への誘い
  二 「おもろさうし」という文献
  三 オモロの形と『おもろさうし』の記載法
  四 オモロ本文の復元をめぐって
第二章 『おもろさうし』から何を読みとるか……波照間永吉
  一 古琉球という時代
  二 オモロにみる地域関係
  三 民俗社会とオモロ
  四 他界観とオモロ
第三章 考古学から『おもろさうし』を読む……安里 進
  はじめに
  一 首里以前の王都うらおそい
  二 まきよ・てだ・稲福遺跡群
  おわりに
第四章 大交易時代とオモロそしてヒキ……高倉倉吉
    はじめに
  一 歴史研究と『おもろさうし』
  二 喜界島に残る辞令書
  三 オモロに見る船舶名
  四 辞令書にみる海船の名前
  五 ヒキという組織のイメージ
  むすびにかえて
第五章 琉球国における海運と航海守護神信仰……豊見山和行
    ──『おもろさうし』を読むための一前提──
  一 那覇港内外における船舶
  二 王国末期の船舶数と規模
  三 神出現表現の二類型
  四 垂直移動型の出現表現の特徴
  五 水平移動型の出現表現の特徴
  六 『おもろさうし』の神出現表現の語るもの
第七章 久高島の祭祀と歌謡……赤嶺政信
    ──テーラーガーミとヨーカビー──
  はじめに
  一 テーラーガーミ
  二 ヨーカビー
第八章 オモロ語要説……高橋俊三
  はじめに
  一 音韻
  二 文法
  三 語彙
第九章 『おもろさうし』の比喩表現……波照間永吉
  はじめに
  一 オモロの直喩
  二 『おもろさうし』の暗喩
  三 『おもろさうし』の象徴表現と比喩表現
    四 『おもろさうし』の比喩表現の特徴
第十章 オモロ鑑賞……波照間永吉
  勝連の国(巻十六─一一三三)
  東方に向かて(巻二─四二)
  伊祖の戦思い(巻十五─一〇六九)
  堂井泉美(巻二十一─一四七九=巻十一─五九二)
  海は親物(巻十五─一一〇〇)
  煽り傘立つシマ(巻十九─一三二二=巻二十─一三八五)
  隼鳥の船(巻十三─九一九)
  世添いの御腰(巻二十─一三三五)
    ガサスの若太陽(巻二十一─一四二八)
『おもろさうし』を読むための参考文献
執筆者紹介

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「琉球の歴史と文化 『おもろさうし』の世界」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「おもろさうし」そのものはまだ歯が立たないが、このような解説本を読むと断片的に触れられたり、ウムイとの関連などが分かり参考になった。 「おもろさうし」そのものはまだ歯が立たないが、このような解説本を読むと断片的に触れられたり、ウムイとの関連などが分かり参考になった。
    Hiroki Nishizumi
    2014年11月29日
    1人がナイス!しています
  • ★★★★☆ おもろそうしの成立や概要について勉強になった。 ★★★★☆ おもろそうしの成立や概要について勉強になった。
    Maya Maeda
    2014年04月23日
    0人がナイス!しています

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