色男の研究

色男の研究

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年01月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047034068
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色男の研究

  • 著者 ヨコタ村上 孝之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年01月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047034068

「もてる男」とは? まじめに追求してみました

洋の東西を問わず歴史上どんな男がもてたのか、もてる男の条件とは何か、もてるためにどんな努力がなされたか――。気鋭の研究者が資料を駆使して古今東西の「色男」を文化史的に論じた意欲作。 洋の東西を問わず歴史上どんな男がもてたのか、もてる男の条件とは何か、もてるためにどんな努力がなされたか――。気鋭の研究者が資料を駆使して古今東西の「色男」を文化史的に論じた意欲作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「色男の研究」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 江戸期の男女の色恋を粋である事が良しとする価値観に明治期に愛という価値観を輸入してダンディズムが混じり、今は独りよがりな愛の形をそれぞれが大切にする時代になったそうで。しかし、文化にテキストは付き物で 江戸期の男女の色恋を粋である事が良しとする価値観に明治期に愛という価値観を輸入してダンディズムが混じり、今は独りよがりな愛の形をそれぞれが大切にする時代になったそうで。しかし、文化にテキストは付き物で文学がその役割を担っているとしても、色男が何かはタイトル程には伝わってこなかった。 在原業平の優勝でいいんじゃない? …続きを読む
    zikisuzuki
    2017年01月28日
    1人がナイス!しています
  • うーん、もったいない。これだけの文献を使ってこれだけの考察をしているのにいまいち伝わらない。同意できる部分もあるんだけど、ところどころに見えるダブルスタンダードにイラッとする。また古い文献を鵜呑みにし うーん、もったいない。これだけの文献を使ってこれだけの考察をしているのにいまいち伝わらない。同意できる部分もあるんだけど、ところどころに見えるダブルスタンダードにイラッとする。また古い文献を鵜呑みにして現在に置き換えている部分もあり、2006年発行としては少々ズレを感じる。女性嫌悪と嫉妬のくだりは納得。嫉妬で犯罪起こす率は男性のほうが高いのにいまだに女性が嫉妬深いとは解せぬ。男らしさ女らしさについても甘いなあ……。 …続きを読む
    ybhkr
    2013年09月16日
    1人がナイス!しています
  • 非常にもったいない労作と感じた。内容は極めて興味深く、数多くの資料を渉猟して十分以上に高度だが、文章が下手で、作者の立場が極めて読み取りにくく、ところによってはまるで矛盾したことを主張しているように読 非常にもったいない労作と感じた。内容は極めて興味深く、数多くの資料を渉猟して十分以上に高度だが、文章が下手で、作者の立場が極めて読み取りにくく、ところによってはまるで矛盾したことを主張しているように読めることが多々ある。しかし、そうした読みにくさに耐えて終盤に辿り着けば、驚くべき知的興奮が待っている。読書力にある程度自信があり、かつ現代の恋愛至上主義に違和感を持っている人なら一読をお薦めする。 …続きを読む
    すがし
    2010年12月22日
    1人がナイス!しています

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